こんな時代だからこそ、歌の力を信じて唄いたい!

9月19日は日本の民主主義、立憲主義が死んだ日・・・・

国会前に数万の人たちのシュプレヒコールが挙がる中で、未明に騙し討ちのような形で戦争法が強行採決されてしまいました。

アベ氏は国民には丁寧に説明をしますと言いながら、未だに何の説明もしないままです。
いや、あまりに酷い内容なので説明できないのです。
国会審議の際もそうでしたが、やればやるほどボロが出て収拾がつかなくなる代物なのですね。

秋の臨時国会もまったく開こうとしません。
強行採決後も国民の大半が反対する戦争法、日本の民族的資産をすべて差し出すTPP、沖縄県民の民意を一顧だにしない辺野古基地新設、国民の健康よりも利権最優先の原発再稼働、新閣僚の資質等を追求されるのが怖くて、外遊日程を口実に逃げ回っているのです。

私たちは9月19日の怒りと屈辱を忘れません。
毎月19日、抗議行動には参加します。

国会前11-19a
昨夜は1万人に近い市民が集まりました。

国会前11-19b
昨夜出現したアベ氏の腹話術人形。
集まった市民の冷やかな視線を浴び続けていました。

フランスで起きたテロは決して許すことはできません。
犠牲になった市民の方には心から哀悼の意を捧げます。

しかしテロとの戦いを口実に武力行使に加担するのは違うと思います。
最近は、何か事件が起こると火事場泥棒的に国民を規制する仕掛けをすることが常です。
ドローン然り、こんどは共謀罪の創設まで言及し、国民の知る権利と不当と声を上げる権利さえを奪い取ろうとしています。
稀に見る極悪非道ぶりだと言わざるを得ません。




集会が終わった頃、ギターを持って来られた人が複数いて、反戦歌を唄い始めました。
私のすぐ横にいたやや年配の方はエレアコ(エレクトリックアコースティックギター)を弾いていましたが、腕前と選曲がちょっと~と思っていたところ、左前方に生のアコギ(アコースティックギター)を抱えている人がいて、特に唄ってはいませんでした。

シンプルなギターに首にはハーモニカが下がっていて、本格的です。
私が近寄って話しかけますと、歌で抗議に来ましたのでことで、私がギターが好きなこともあり話が合い、一緒に唄いましょうとなりました。

国会前11-19cⅡ

今の私たちの気持に相応しい We shall overcome(勝利は我らに)

そして「ケセラ」


抑えきれない怒り 堪え切れない悲しみ
そんなことの繰り返しだけど 決して負けはしないのさ

 ケサラ ケサラ ケサラ
 僕たちの人生は 平和と自由を求めて
 生きてゆけばいいのさ


泣きはらした夜 迎える朝のまぶしさ
涙の乾く時はないけど 決して倒れはしないのさ

 ケサラ ケサラ ケサラ
 僕たちの人生は 平和と自由を求めて
 生きてゆけばいいのさ


いつも思い出すのさ 自由のために死を選んだ
名もない多くの人々を 決して忘れはしないのさ

 ケサラ ケサラ ケサラ
 僕たちの人生は 平和と自由を求めて
 生きてゆけばいいのさ


広く高く大きく 明日に向かって力強く
人間の優しさを うたえうたえ
うたえ うたえ うたえ

うたえ うたえ うたえ 人間の優しさを
うたえうたえ
明日に向かって力強く
広く 高く 大きく

 ケサラ ケサラ ケサラ
 僕たちの人生は 平和と自由を求めて
 生きてゆけばいいのさ


そして「翼をください」と二人のデュオは続きます。

今度は、私がギターをお借りして、「遠い世界に」を独唱、彼がハーモニカで伴奏をしてくれました。

国会前11-19d
二人のデュオの画像は撮れませんでしたので、この画像は他の時の画像の引用です。


国会の前で、思いがけない野外コンサートとなり楽しかったです。
もっと唄い続けたかったですが、機動隊が後片付けを始めていることもあり、今日のミニ・コンサートはお開きとし再会を約束して別れました。

反戦歌、労働歌、生活の歌~こんな時代だからこそ、歌の力を信じて唄いたい!そんな気持です。