戦後70年を経て、米国の51番目の州発言が飛び出すとは・・・

怪しいと思っていたが、やはり川崎の老人ホーム転落死は殺人だった。
経験の浅い介護職員にいったい何が起こったのか・・・・

この施設では23時からの6時間、3人の当直職員が2時間ずつ仮眠し、起きている2人が80部屋の見回りや入居者のトイレの手伝いを担当するシフトだったという。
容疑者の元職員は仕事でストレスを抱えていたとの供述をしているようで、介護現場での人材育成や職員の支援体制がどうであったのかが気になるところである。

同施設職員の定着率が悪く不慣れな職員が多かったようだが、これは介護現場に共通する状況のようだ。
高齢化が社会問題になっていて、しかも不況でも求人は少なくないのに成り手がなかなかいないのは長時間労働、低賃金であることがネックになっていることは否めない。
そして、相次ぐ社会保障切り捨てが状況をさらに悪化させている。

私の義母は現在特老に入居中であるが、職員の方々の手厚い介護を受けていて恵まれていると感謝すべきなのだろう。
いつ訪れても、入居者に対して明るく優しく接している姿を見て、その思いを強くしている。

被災に関してもそうだが、今の日本は国よりもボランティアが支えていると強く感じる次第である。
そんな状況を見るに付け、国ってなんなのだろうと思う人が多いのではないだろうか。


自民党議員の不祥事、暴言が続く中、またまたの丸山議員の人種差別的暴言が炸裂!
そして日本が米国の51番目の州になることを仮定しての発言もしている。

独立国でありながら、これほど他国の基地が多く存在する国はなく領空権さえも与えられていない現状は、どうみても属国である。
集団的自衛権行使は、米国の二軍(下請け)を拝命することに他ならない。

オスプレイが米国の自国民の居住地の上空を飛ぶことはない。
沖縄では米軍居住地は避けても、沖縄住民居住地は平気で飛ぶ・・・・これでも独立国なのだろうか。

米国では稀少コウモリが生息する森もオスプレイ立ち入り禁止というが、日本ではジュゴンの海を躊躇なく埋め立てようとしているし、沖縄住民も本土の住民もコウモリ以下の扱いなのである。

そんな折で出た丸山発言、米国の恒久的統治を熱望する政党議員らしいのかも知れない。
戦後70年を経て、この有様・・・・・いったい今まで何をやって来たのだろうか。

マガモ2-17