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「あたりまえ」が「あたりまえ」でなくなった時。

あたりまえ こんなすばらしいことを、
みんなはなぜよろこばないのでしょう
あたりまえであることを

お父さんがいる、お母さんがいる
手が二本あって、足が二本ある
行きたいところへ自分で歩いていける
手をのばせばなんでもとれる
音がきこえて声がでる
こんなしあわせなことがあるのでしょうか
しかし、だれもそれをよろこばない
あたりまえだ、と笑ってすます

食事がたべられる
夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝がくる
空気を胸いっぱいすえる
笑える、泣ける、叫ぶこともできる
走りまわれる

こんなあたりまえのことを
こんなすばらしいことを、
みんな決してよろこばない
そのありがたさを知っているのは、
それを失った人たちだけ
なぜでしょう あたりまえ

「飛鳥へそしてまだ見ぬ子へより」


若くしてこの世を去った医師井村和清さんが、家族に対する思いを綴った愛の手記の一節です。


明日何が起こるかなんて誰には分からない。
でも明日もあたりまえのようにやってくると信じているから、人はそれぞれ生活を営んでいる。
その生活も年々苦しくなっているから、政治のことを考えるゆとりもないであろう。

顚倒(転倒)とは逆さまになる、ひっくり返ること。真実に反した考えをすることである。

顚倒している自分に私たちが気づく時、それは「あたりまえ」だと思っていたことが「あたりまえ」でなくなった時、今の日本はそれに向かっていると感じる。
それでも平和だけはあたりまえのように享受できる、そう考えている人がほとんどなのだと思う。
そのありがたさを失って初めて気がつくのでは、もう遅い。
参院選で改憲派が2/3を占めるかどうかが重大な争点であったことを知らなかった国民は実に多かったようだ。

あたりまえと思い込むのは非常に危険である。

高尾山2016



コメント
[16] セブン上司 | 2016/07/27 22:37
奴らを通すな さん

都知事選もまたまたアンフェアーな状況になってきましたね。
鳥越さんに対するネガティブキャンペーンは自民候補に票が集まった場合のアリバイ作りに利用されそうです。
前回反原発の細川さんの場合は、街頭に数万に集まろうとマスメディアは一切取り上げず、今回の反戦鳥越さんはスキャンダルで追い落としですかね。

私の周りでは選挙に行くという人が多いですが、投票率が気になります。
ここ最近の選挙の投票率が本当に発表のような低投票率なのか、期日前投票が増えているのが、いささか懐疑的に思えてきます。
とにもかくにもスッキリした選択選挙にしたいものですね。
[15] セブン上司 | 2016/07/27 21:47
宙 さん

多くの国民はあたりまえの平凡でも、平和な日常を信じて疑いません。
日本国憲法は米国に押しつけたかどうかは知りませんが、70年の間日本国民に浸透し定着しもう日本人の血が通った憲法なのです。
それを何が何でも変えて改憲し、戦争をできる国にしようと死に物狂いの人たちがいます。
議員の2/3の議席を占め、今後は露骨に改憲を働きかけてくることと思います。
あたりまえのことであった平和があたりまえでなくなるのです。
国民に気づかれないように着々と進行中で、気がついた時にはもう戦争が始まっていたという悪夢が待ち受けています。
そうならないよう、国民も腹を括って立ち向かう必要があります。
[14] セブン上司 | 2016/07/27 19:26
マジョ さん

最近情報弱者という言葉をよく耳にします。
まさに情報を新聞やTVに依存している人、ネット環境は備わっていてもあまりアクティブに活用していない人らは偏った情報により誘導されてしまいますね。

先般の参院選が改憲の流れを止められかどうかの、選択選挙だったは知らなかった人がかなりいました。
都知事選でも相変わらずの自民候補優勢の選挙予想、記事前投票の増加、狙いすましたかのような野党統一候補へのネガティブキャンペーン・・・誘導されている、騙されていると気がつかない人が多いです。

でも参院選でも野党共闘はかなり成果があったと思います。
東北、沖縄はもう我慢の限界との強い民意が如実に証明されました。
後はそれ以外の地域の人々の自覚と行動意志にかかっています。
何故沖縄の選挙結果に民意が反映されるか、それは県民の切実な思いと圧力に屈しない新聞社の強さだと思います。
都知事選は都民の民度を証明するまたとない機会ですが、いろいろダーディな工作や仕掛けがあるようで予断を許さない状態です。
[13] セブン上司 | 2016/07/27 15:06
Chisato さん

はい、お考えは間違っていないと思います。
人を誰も明日を信じて食べ、眠り、働き、勉強をし、目標を立てたり予定を組んだりして生活をしています。
そのあたりまえの日常が、自己の健康や、会社に事情、或いは国の情勢によって突然奪われてしまうということが往々にしてあるのです。

そのために私たちは健康管理をし、社会情勢、そして政治に関心を持たなければなりません。
優れた指導者の下であれば安心した日常生活を送れますが、ファッショな人であったりするとそうはいきません。
ですから政治を監視し、選挙で自己の思いを一票も投じる必要がありませす。
そのあたりまえの国民の権利行使さえ、うまく機能していないのです。
極めて深刻ですね。

[12] セブン上司 | 2016/07/27 14:47
平和を願う一市民 さん

戦後の大半を与党であり続けた自民党、そして昨今の劣化はもう目を覆いたくなる思いです。
自民党でも昔は政治家としての矜持を持つ立派な政治家は、少なからずいました。
米国からの自立は果たせないものの、国民を守る意識だけは根底に持っていたと思います。
それに比べ現政権はあまりに酷い。
何一つ国民のためになる施策をとっていません。
いかにして上手に国民を騙すか、それだけでだと思います。
いくらなんでも、これでは国民が報われません。
あらゆる搾取の対象として見ていませんからね。
[11] セブン上司 | 2016/07/27 14:33
今日子 さん

私はオリジナルの手記は読んでいないのですが、幼い娘そしてまだこの世に生を受けていないまだ見ぬ我が子を残してこの世を去った井村さんの胸中は察せするにあまるものがあります。
世の中にはまさかという出来事が少なからずありますが、故意にそれに向かわせる動きは断じて見過ごすことができません。
今の政治は明らかに間違っていますね。
必ず是正される時がくると信じます。

[10] セブン上司 | 2016/07/27 14:17
ダークナイト さん

障害者の施設が襲われて多数の犠牲者が出るという痛ましい事件が起きてしまいました。
ほんとに昨今は、誰がいつテロ行為に巻き込まれるか分からない状況です。
それに対し国も私たちもあまりにも無防備であると改めて感じます。
今回の犯人は予告までしていたようで、どうして対策を講じなかったのか疑問を感ずにはいられません。
人間の命がどんどん軽視される風潮が強まっています。
日本の行く末がとても心配です。
[9] セブン上司 | 2016/07/26 22:56
クジラのベーコン さん

戦後生まれの私たちは戦争体験がなく、当たり前のように平和を享受して来ました。
それが未来永劫に続くと信じていたのですが、専守防衛等の類いではなく極めて属国の悲哀から営利的な理由から他国から脅威などないのにひたすら戦争に突き進もうとする勢力がいます。
それが不当に権力を握り、国民を無力化して泥沼に導こうと躍起になっています。
日本は今、建国以来の危機なのです。
未来を残せるかどうかの瀬戸際だと思います。
[8] 奴らを通すな | 2016/07/23 00:33
都知事選は権力の横暴さ卑劣さが、ここに来て露骨になって来ていますね。
参院選で勝ったからという驕りが早くも表れていて、だから絶対に勝たせてはならなかったとの思いが募ります。

自民分裂、野党共闘で絶対に野党統一候補が有利なのにそうはならない不思議な状況になっています。
また今回もメスメディアを私物化してしまっている与党候補が優位に立つようでは、もう日本は救いがありません。
公正、公平な選挙で真の都民の審判になることを願って止みません。
[7] 宙 | 2016/07/23 00:10
私たちは毎日を堅実に生きているつもりで、その一方で何か忘れ物をしていることに気が付きました。
感謝することもなく、ただあたりまえだと思っていたことが、ある日急にあたりまえでなくなるなんて、凄く怖いです。
私たちの知らない間に、あたりまえが書き換えられている~そんな気がします。
日々のことだけで精一杯ではだめなんですよね。
いつも気付きをありがとうございます。

[6] マジョ | 2016/07/22 07:46 URL
ご無沙汰しております

書かれている詩、実感はないのですがわかります
まさに、この詩をご紹介した意味がよく解ります
二度と戦争をしないと 歓喜で迎えた憲法
しかし、70年にしてもう古臭い、押しつけだという人々がいて
マスコミすべてを掌握し、
日本、破壊の道へ突き進んでいます
書くことにより、読んで頂いている皆様にはわかってもらえますが
新聞・テレビ・週刊誌しか見ない方にはわからないでしょう
改憲勢力2/3を知らないで、もちろん改憲の意味も知らないで
自公に入れた方、
棄権した方
また、それを知って頂くために多くの時間を使わなくてはならないですね
[5] Chisato | 2016/07/21 21:16
愛する家族を残して若くして亡くなられてた井村さんの心情は、察して余りある思いがします。
誰しもそういう状況に直面しないと、考えが及ばないのでしょうね。

わたしは明日があると信じているからそれを糧にして、仕事をして生活をしています。
でもそんな未来もある日突然失ってしまうこともある・・・
あたりまえだと思っていた多くのことに、ありがとうの気持を添えて生きていくことが必要だと思えて来ました。
[4] 平和を願う一市民 | 2016/07/21 20:52
言われて私自身もごく普通にあたりまえと考えていることに気づきます。
人はやはりわが身に起こらなければ切実に受け止められない、それが本質なのでないかと思います。
沢山お金を持っている人は、生活が苦しい人のために役立てようとは考えず、もっと儲けたいと思うのかも知れません。
世の中には人の痛みに気が付く人は少なくありませんが、残念ながら政治家には少ないと言わざるを得ないですね。
そんな歪みが、日本をより疲弊させているのだと感じています。
[3] 今日子 | 2016/07/20 23:33
井村さんの思いが痛いほど伝わります。
本当にあたりまえのありがたさは、失ってみないと分からないですね。
私も健康で日々過ごせることのありがたさを感謝しながら、頑張ろうと思います。
[2] ダークナイト | 2016/07/20 23:22
今、我々がふと立ち止まって考えなければならないことだと私も感じます。
世界のいろいろな所で、あたりまえでないことが続出しています。
対岸の火事ではなく、日本がそれに巻き込まれないよう国民が最大限の留意をする必要があります。
変化に鈍感であってはならないと、改めて感じる次第です。
[1] クジラのベーコン | 2016/07/20 23:10
う~ん、考えさせられるテーマですね。
なんの疑いもなくあたりまえと思っている様々な事柄に、ありがたいという気持を持たなければならないと痛感します。
70年間平和でいられた我々はその気持ちが希薄になっていたかも知れません。
その間隙を突かれて、今危ない動きが進行中ですね。
あたりまえでなくならないよう、ストップをかけなければなりません。
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