チョウやニホンザルなどに異常、研究者が健康被害を指摘~

知人から私信で知ったことですが、福島原発周辺で「動植物異常」が相次いでいることが研究者の調査で明らかになったそうです。

http://toyokeizai.net/articles/-/13516

原発事故による生物への影響についてのシンポジウムで、ほ乳類、鳥類、昆虫、植物から見つかった異常について報告しています。

1.稲の遺伝子の異変

2.ヤマトシジミへの生物的影響

3.ウグイスに見たこともない「おでき」が

4.ニホンザルの白血球数が減少


詳細は報告を読んでいただくとして、シンポジウムの終盤の討論で

「本日の講演内容がにわかに人間の健康への研究に役立つかはわからない。ただし現在の福島市内のサルの被曝状況はチェルノブイリの子供たちとほぼ同水準。チャルノブイリの子供たちに見られる現象がニホンザルにも起こったことが明らかにできればと考えている」結んでいます。

私たちは、福島原発事故の健康被害について軽視し過ぎているように思えてなりません。

このシンポジウムの報告を重く受け止める必要があると考えます。


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