う~ん、成程!~図書館で見つけた月刊誌の記事を興味深く読みました!

出かけたついでに立ち寄った図書館で、興味深い月刊誌に出会いました。

安倍と石破

要約しますと~

前回の衆院選で自民党は大きく議席を増やしたが、得票数は前々回よりむしろ減っている。

これは前々回民主党に投票した人たちが民主党に入れなかったことによる勝利である。

前々回民主党に投票した人たちが、前回は自民以外の政党に投票したり棄権したりしたことによる結果である。



前々回の総選挙で、もはや自民党に政権を与えるべきでないと考えた人たちは、その後もその考えを変えていない。

有権者が希望を託した民主党は期待通りの働きをしてくれず、その失望感が前回の選挙結果に現れたに過ぎない。

つまり、もはや自民党の持つ世界観や政権運営では、これからの日本を託せないと判断した。


日本にはろくな政治家も政党もなく、誰に投票しても同じだ・・・それは愚痴に過ぎないし、それでは何も生み出せない。

ろくな政治家や政党がないのなら、自分たちでどうにかしないと何も変わらない。


とても面倒なことを日本人は学習しつつあります。

きっと何年もかけて、日本の有権者がそれを学び、学んだことを政治に反映させていくことでしょう。

とにかく、少しでも変えていかなければなりません。


自民党はその変化を止めようとしています。

自民党は結局これまでの手法と世界観を全然変えていません。

確かに民主党の下手な政治運営より、いくらか落ち着いているように見えるが、そこには未来がありません。


黒字が出なくなった企業が新しい経営者を迎えて新製品を出したが売れず、赤字になってしまった。

昔の経営者が戻って来て新製品を出すのを止め、とりあえず業績の悪化は止まってけれど、その昔の経営者はその企業の黒字を失くしてしまった当事者なのです。


ではどうすればいいのか?

従業員が頑張って会社を新しい時代に合ったものに変えていくしかありません。

社長はバカだと言っても始まりません。

新製品は出し続けていかなかればダメなのです。


それでもあなたは自民党に投票しますか?


そんな内容でした。

言われてみれば大勝したといっても国民の支持は増えていないのですね。

自民以外の政党の潰し合いが政権を支えています。



来るべき参院選では、自爆してしまった維新の票が何処に流れるか・・・・

おそらく一時期の止まり木的に自民以外の他の政党に流れるのでしょう。

言い換えれば、国民の信頼を得る政党が出現した暁には、一撃で政権を奪うことも可能なのだと感じます。


有権者の漂流は続きますが、投票には行きましょう!


アンヌとセピア7-10