実に惜しい!!もっと早ければ今年の流行語大賞は「デモはテロ」で決まりだった!

昨日、いつもはあまり見ない国会中継に目をやりました。


「秘密保護法」をめぐる党首討論会でしたが、民主党の海江田氏の発言は至極正論であるように感じます。

自民党に擦り寄ったとされるみんなの党の渡辺氏は石破幹事長が法案へのデモをテロに例えたことを取り上げ「自民党の驕りと言われても仕方がない」大失言と非難し、強硬的な国会であってはならないと釘を刺したこともあり、安倍氏も一瞬気色ばんだように見えました。


通さない


それにしても「デモはテロ」とは語るに落ちた感がありますね。

あまりにも酷い政治だから、国民がデモという手段で訴えているのです。

過激派や活動家が中心になっているデモとは違い、一般市民が立ち上がっているのですよ。


老若男女を問わず、勤め帰りの会社員やOLもいれば、主婦も学生も、子供たちもいます。

この人たちはみんなテロリストですか!!


「原発反対!」「TPP反対!」「秘密保護法反対!」とシュプレヒコールを上げるとテロリストの仲間入りをしてしまい、いずれ逮捕されるのですね。



今年の流行語大賞は、あまりピンと来ない4つに決まりましたが、「ナチスの手口に学んだら」「コントロールされている」「デモはテロ」この3つが選出されるべきでした。

「デモはテロ」がもう少し早く発っせられていたら、ぶっちきりで流行語大賞だったと思います。



この発言の裏にはデモが気になってしょうがない様子が透けて見えます。

だから、法案の骨子もあやふやな状態の限りなく危ない本法案ですので、審議も極めて不十分、パブコメの8割が反対、世論調査では7割が反対、賛成している人でも十分に審議をしてからの条件付が多いと聞いています。

それなのに、何かに取り憑かれたように極めて拙速に死に物狂いで強行しようとしている・・・・・

そうしないととても困る切実な事情があるのでしょうね。



それに対して抗議デモすることが悪いことですか、テロ行為になるのですか・・・・

テロとは、「政治的な目的を達成するために暴力および暴力による脅迫を用いることを言う」とあります。



今後の国民生活に深刻は影響を与え、息苦しい監視国家になる「秘密保護法」反対を訴えることがこれに該当すますか?

逆に、権力を笠にして市民の言論活動をテロ呼ばわりして恫喝し、異分子排除を図ること、政治的目的を果たすために異常とも思われる懲役10年という脅迫を盛り込む「秘密保護法」の方が極めて悪質で危険なテロ行為であると感じている国民は多いと思います。


「秘密保護法が」が通ったら、まさに「見ざる言わざる聞かざる」状態になります。

こんなものはとんでもないです。

廃案にして出直しましょう。



数の力を誇示した政治的暴走はもういい加減お止めいただきたい。

あなた方の個人的は思い入れや自己陶酔のために、これ以上国民を犠牲にしたり疲弊させないで欲しくないと切に思います。