脱原発はまだまだプロローグの状態です。

終わっでみれば、何とも不毛な都知事選でした。

まるで狙いすましたような大雪に見舞われ、過去三番目に低い46・5%という投票率で、新人だけで争われた都知事選では過去最低だそうです。

マスメディアがこぞって当初から圧倒的優位と伝えていた自民党と公明党が推薦の舛添氏が始めから結果が分かっていた如く予想通りに圧勝し、しかも脱原発を掲げた細川氏、宇都宮氏を大きく引き離しての当選という結果に終わりました。

これでまた民意は脱原発ではない等と勘違いして現政権が再稼動路線を急速に進める気なのではないかと危機感を持ちます。
なにしろ、昨夏の参院選で「ねじれ」を解消してからは神をも恐れぬ大暴走、やりたい放題ですから、都知事選を制したことで更に強気の政権運営に出る可能性があります。

有権者の20%くらいの支持を受けたくらいで、「白紙委任」を受けたように考えられたらとんでもないですね。

都知事選でも凄まじい細川・小泉フィーバーは記憶に新しい所で、脱原発「原発ゼロ」のプロローグが始まったばかりです。

今回の運動の広がりは世論を盛り上げ、やがて国民的なうねりとなって必ずや受け継がれていくと信じます。