以前に何度かふれましたが、都心の貴重な自然「葛西臨海公園」危機的な状況です。

25年かけて作り上げたとされ、野鳥の楽園であり、数多くの樹木が育成し、昆虫も数多く生息しています。

何故今の状況の日本で、且つ東京で開催されなければならないのでしょうかね。
ボート競技施設を作るためにあの公園を壊すなんてバカな話だと思います。

ホシベニカミキリ

ヤマトアオドガネ5-31

葛西臨海公園5-31d


守らなければならないのは辺野古の海も、葛西臨海公園も同じです。
失った自然は戻りません。


画像

葛西臨海公園5-31c

都心で砂浜がある海はここだけです。

金儲けのためにこれ以上、自然を壊さないでください
砂浜があって、野鳥の楽園であるこの素晴らしい公園の保存を訴えます。


先日、ソラマチの書店で書籍を購入しましたら、「東京ソラマチ2周年記念ピンバッジを貰いました。

ソラマチのバッジ

早いもので開業から2年経つのですね。
聞くところでは、入場数が予想をだいぶ下回っているようです。

いろんな理由が考えられますが、天望台へのエレベータが悪天候により止まってしまうことが多いこと、コストパフォーマンス(CP)が思いの他掛かること等がまず考えられます。

エレベータに関しては安全を期する上で仕方がないと思いますが、天望デッキ入場料、ソラマチにある水族館、プラネタリウム等のCPの影響があるように感じます。

私は墨田区民ですので割引になりますが、それでも天望デッキ入場料はそこそこ掛かります。
まして区外から来られた家族連れの場合、相当額になりますね。

水族館にしても入場料が2050円で、年間パスポートを買うと4100円、つまり2回行けば元は取れるのですが、割高感はあります。

ソラマチの店舗もクローズするケースを多く見かけ、採算が合わないのでしょうね。
それでもソラマチが出来たせいで、地元の商店街は閑古鳥が鳴き、シャッターが閉めたままの光景をよく見かけます。

これでは地元の再開発のために強制撤去を強いられた人たちも、今まで頑張って来た地元商店街もマンション・ラッシュで汲々として思いでいる地元民も救われません。

訪れた人が満足し、地元が活性化するような工夫が必要ですね。


スカイツリー5-20

今から42年前の今日、沖縄は本土復帰を果たしました。

第二次世界大戦で、沖縄は国内唯一の地上戦の激戦地として多くの島民が尊い命を奪われています。

1951年、日本はアメリカの占領から解放されますが、沖縄は日本から切り離されアメリカの統治下に入り、1971年に結ばれた「沖縄返還協定」によって占領に終止符が打たれ、1972年5月15日に沖縄は27年ぶりに日本に復帰したのですが・・・・・

復帰後も基地はなくならず、今日も苦難が続いてる状況です。
東洋のガラパゴスと呼ばれる素晴らしい自然が残る沖縄ですが、オスプレイが飛び、普天間基地移設で揺れています。
このままでは稀少動物ジュゴンの海も奪われてしまうでしょう。

そんな沖縄返還の日に、日本のトップによる「集団自衛権」憲法解釈変更の記者会見とは・・・

「国民の命と暮らしを守るため」という言葉が虚しく響くます。




沖縄の象徴的な曲である「島唄」

とてもいい曲ですが、詩には本当の意味があるそうです。

私は読んでいないのですが、コミックの「美味しんぼ」の福島での健康被害の記述、描写が物議を醸しているようです。

風評被害だというのですね。
発行元の小学館にはクレームが殺到していうようで、マスメディアによるバッシングも半端ではないようです。

そもそも風評被害とは何なのでしょうか?
根も葉もない噂により経済的な被害、非難を受ける対象とは別のものが、
攻撃され損害を受けるとあります。

そもそも放射能禍については、国が発表する情報があまりにも少な過ぎます。
心配するような数値ではないのか、或いは真実を公表するとパニックを起こすの危険があるので手控えているのかさえも分かりません。
その一方で健康被害と思われる症状が次々に報告されています。

このような状況下において、心配ないと公言する人がいる一方では、かなり深刻であると見解を述べる人がいても驚くに値しないと思います。
原発事故は収束にはほど遠く、作業員の方たちの決死の努力によって最悪の事態を免れているに過ぎません。
今も放射能は漏れ続けている訳で、まったく健康被害などあり得ないという方が無理があるように思えます。

美味しんぼの作者はそんな現状に警鐘を鳴らしたのだと思います。
自分たちに不都合な真実についてメスを入れられるのが嫌で風評被害という言葉で排除するのは、いかがなものかと考えます。
風評被害という前に、根拠のない噂なのかどうかを検証することが大事ではないでしょうか・・・

今年もGWに突入し、5月の声を聞くようになりました。

その直前の4/27に行われた鹿児島県補選および沖縄市長選に結果には暗澹たる気持にさせられます。
そもそも選挙違反で辞任に追い込まれた自民党議員の後任を選ぶ選挙なのに、おいて大多数の沖縄県民が普天間基地移設に反対であるのに、補選は自民党候補者が、市長選は移設容認の候補が当選を果たしました。

この結果をもって国民に評価をされたと解釈されているようですが、果たしてそうなのでしょうか・・・

消費税も上がり、社会保障切捨てで棄民政策オンリーの政治にもう何も期待できないという諦めなのか、日々の暮らしに汲々としている国民にはもはやNOを突きつけるエネルギーもないのかも知れません。

政治の劣化と国民の主権回避により、日本の状況は益々昏迷の度合いを引き上げているように思います。


道志川