またまたブログを書く間隔が大分開いてしまった。

衆院選は野党の分裂により自民が大勝するという展開が開票前から予想され、消化試合を見るような味気なさを感じ人が大半だったように思う。

そして、謙虚に丁寧な説明をしていくといういつものお決まりの談話は、当然のごとく今回も実行されない。
加計問題に加え、森友問題も疑惑が再燃しているが、野党が求める証人喚問に一切応じる姿勢がなく、野党の質問時間まで短縮させようとまで有様・・・


TVのニュースは大相撲の日馬富士暴力問題で持ちきりだ。
私的には小兵ながら横綱まで上り詰め、気力溢れる相撲を見せる日馬富士は好きな力士だけに、引退はとても残念である。
本人も心を残しながらの無念の引退会見だった。
ただ、後輩力士に礼儀や礼節を教えるためだった強調していたが、それは口頭ですべきであって暴力を正当化することには絶対になり得ない。

貴乃花親方が謎の沈黙を守ったままだが、私欲からではなく協会の古い体質や部屋が違う力士同士が場所直前に深夜まで飲み会を行うことに強い警鐘を鳴らしているのかも知れない。
経緯を見守りたいが、ストイックでガチンコ一筋で通している貴乃花親方を支持したいような気がする。

安倍首相が、日馬富士の暴行問題は極めて遺憾だとコメントしたようだが、政界の横綱である筈の同首相が礼儀や礼節を弁えているかどうかは、甚だ疑問だと多くの国民が感じていることを肝に銘ずるべきだと思う。

大相撲の暴力問題に影に隠れて、北のミサイルの問題はすっかり霞んでしまっている。
今回はJアラートは鳴らなかったが、ミサイルが着弾したらアウトである原発を
再稼働しようとまでしている。
圧力をかけることだけに躍起になって対話を疎かにし、どのような危機管理を念頭に置いているのだろうか。

隅田公園の紅葉