日本の民主主義が崩壊した日・・・

お盆も終わった日本列島に大型台風が二つ接近しているそうです。

くれぐれも警戒を要しますが、日本は今それとは比較にならない程の未曾有な大きな台風が接近或いは日本の未来が消滅しそうな傷跡を残して通過しようとしています。

前者はTPP、沖縄基地移設であり、後者は原発再稼働および戦争法案です。
すべて国民の反対を歯牙にもかけず断固強行する様は、人命、国民の生活軽視の極みであり驚くほど共通点があります。


昨日、国会前抗議集会に出かけた際に、驚くことを耳にしました。
共産党の小池議員がスピーチで語った内容によりますと、5月末の時点で、戦争法案は8月に成立すると想定し、日米防衛協力の指針(ガイドライン)と戦争法案にに沿って検討すべき項目を列挙しているという。
そして詳細を質問すると極めて曖昧な答えしかなく、最終的には最高責任者である安倍氏の判断によるという危険極まりない代物であるとのこと。


冗談じゃない、国民の大半が反対、憲法学者がこぞって違憲と判断しているにも拘わらず、戦争できる国にするため日本国憲法を勝手に捻じ曲げ、米国と事前に成立を約束してしまう・・・・
国民には丁寧に説明するといいながら、支離滅裂な議論で右往左往する中で、もう決定を前提として自衛隊が新たな部隊運用について資料を作成していた。

南シナ海でも警戒監視活動への関与、南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に当たっている自衛隊の業務に、離れた場所で襲撃された他国部隊などを武器を使って助ける「駆け付け警護」を追加する可能性にも言及していいるという。


昨日の国会での安全保障関連法案(戦争法案)に関する参院特別委員会でそれを指摘されると「法案の検討課題を整理し、検討することは当然だ。問題があると考えていない」と述べたそうだ。
また、野党の女性議員が質問中に「まあ、いいじゃん」とまたしてもヤジを飛ばしたそうである。

「ニッキュウソー!」「早く質問しろよ」と続く下品極まる行為で、返す返す許し難い。
女性議員への下劣なヤジはの彼が日頃口にしている女性の活用とは裏腹で、女性蔑視であることに他らないないと思う。


思い起こせば、絶対に通してはならない秘密保護法を強行採決した時が日本の民主主義崩壊のプロローグであったと思います。

集団的自衛権行使の閣議決定、解釈改憲、戦争法案、原発再稼働、沖縄基地移設、TPP~恐ろしいエピローへとに向かっているのかも知れません。



安倍氏の70年談話の評価は一応に低い。
何故なら、自分の言葉で謝罪せず、侵略にふれなかったこと
そして日露戦争を美しい戦争であったかのような表現をしたこと

米国のための法案、米国から強い要請があった法案に躊躇せず満額回答で応じる安倍氏を許してはならないと思います。


昨夜は川内再稼働、戦争法案に反対する人たちが多数集まり、声を上げました。

国会前8-22

国会前8-22a

「勝手に決めるな」「屁理屈いうな」「誰も殺すな」

若者が絶望するような国に、未来等ありません。

「民主主義ってなんだ!」「立憲主義ってなんだ!」は彼らだけでなく、国民全体の問いかけです。


靖国神社

数日前に、通りかかった靖国神社。
ここに眠る沢山の犠牲者の方々も、再び日本が戦火にまみえることを絶対に望んでいないと思います。