8.30国会抗議行動は主催者発表12万人(警察発表は3万人)どうして4倍も違いのか理解に苦しみますが、ヘリでも上空からの写真を見れば、前者が正しいことは誰にでも分かると思います。
12万は国会周辺での実数であって、近隣の日比谷等を含めると35万人もの人が集まっていたという情報もあります。
海外での反響も大きく、イギリスのBBCは「こんな場面は日本では前代未聞だ。日本人は政治に対して冷淡だとしばしば言われていたが、今、彼らが求める声は熱い、目下の疑問は、安倍首相がこの声に耳を傾けているかどうかだ」と伝えています。
肝心要の日本のマスメディアは果たしてどのように報道していたでしょうか?
雨が時折強く降る悪天候の中、大シュプレヒコールの嵐・・・・・
「戦争法案絶対反対!」「平和を守れ!」
「9条壊すな!」「勝手に決まるな!」
「国民舐めんな!」「戦争をしたがる総理は要らない!」
「どうでもいいなら、安倍が辞めろ!」
そして、ゲストのスピーチが始まり耳を澄ませますと・・・・
SEALDs関西の女性がマイクも持ちました。
大阪から来ました寺田ともかと言います。
私たちは今、こみ上げてくる怒りや衝動を、肉体的な暴力や一時的な快楽で誤魔化すことなく、言葉と不断の力によってここに集まっています。
安倍首相、私たちの声が聞こえていますか?
この国の主権者の声が聞こえていますか?
自由と民主主義を求める人たちの声が聞こえていますか?
人の命を奪う権利を持つことを拒否する人間の声が聞こえていますか?
先週テレビで国会中継を見ていたら、イラク戦争での米軍の戦争犯罪について安倍首相が質問を受けていました。
米軍が民間人の家に立入り、戦後5ヶ月の赤ちゃんを含む無抵抗の11人を銃殺したこと。子どもたちが通う学校を米軍が占領し、それだけは止めて欲しいと非暴力のデモを行なった市民に対して、米軍が銃を向け、次々に射殺したことを。
ファルージャ総攻撃では息をしている者はみんな殺せという指令のもと、女性も子どもも家畜も、助けにきた救急隊員も白旗を握りしめていた少年でさえ皆殺しにされたことを。
これらの米軍の行為は戦争犯罪ですよね?と山本太郎議員に問われた安倍総理は、これに答えることができませんでした。
『事実確認ができないので、戦争犯罪だと断定することはできない』という理由でした。
だったら私が代わりに答えます。イラクでの米軍の無差別殺人は戦争犯罪です。
私はこの法案が通ることによって、こういった殺人に日本が積極的に関与していくことになるのではないかと、本当に居ても立ってもいられない思いです。
すべての命には絶対的な価値があり、私はそれを奪う権利も奪うことを許す権限も持っていません。
なぜならいくら科学技術が進歩しても、私たちは死んだ人を生き返らせることはできないし、奪った命を元に戻すことはできないからです。
今、この法案を許すことは私にとって自分が責任の取れないことを許すということです。
それだけは絶対にできません。
私はこの国の主権者であり、この国の進む道に責任を負っている人間の一人だからです。
70年前、原爆で空襲でガマの中で、あるいは遠い国で餓死し、失われていったかけがえのない命を取り戻すことができないように、私はこの法案を認めることによってこれから失われるであろう命に対して責任を負えません。
私の払った税金が弾薬の提供のために使われ、遠い国の子どもたちが傷つくのだけは絶対に止めたい。人の命を救いたいと自衛隊に入った友人が国防のためにすらならないことのために犬死ぬするような法案を、絶対に止めたい!
国家の名の下に人の命が消費されるような未来を絶対に止めたい!
敵に銃口を向け、やられたらやるぞという威嚇をするのではなく、そもそも敵を 作らない努力を諦めない国でいたい!
平和憲法に根ざした新しい安全保障の在り方を示し続ける国でありたい!
私はこの国に生きる人たちの良識ある判断を信じています。
国民の力を持ってすれば『戦争法案』は絶対に止めることができると信じます。
いつの日か、ここから、今日、この一見、絶望的な状況から始まったこの国の民主主義が人間の尊厳のために立ち上がる全ての人々を勇気づけ、世界的な戦争放棄に向けてのうねりになることを信じ、2015年8月30日、私は戦争法案に反対します」
素晴らしいスピーチでした。
目頭が熱くなるのを感じました。
彼女の言葉に12万の人すべてが聞き入り、割れんばかりの拍手が起こりました。
安倍さん、あなたはもっと冷静になり理性的になるべきだ。
そして、大多数の国民の声を謙虚に耳を傾けるべきだ。
日本がとんでもない選択をする前に・・・
12万は国会周辺での実数であって、近隣の日比谷等を含めると35万人もの人が集まっていたという情報もあります。
海外での反響も大きく、イギリスのBBCは「こんな場面は日本では前代未聞だ。日本人は政治に対して冷淡だとしばしば言われていたが、今、彼らが求める声は熱い、目下の疑問は、安倍首相がこの声に耳を傾けているかどうかだ」と伝えています。
肝心要の日本のマスメディアは果たしてどのように報道していたでしょうか?
雨が時折強く降る悪天候の中、大シュプレヒコールの嵐・・・・・
「戦争法案絶対反対!」「平和を守れ!」
「9条壊すな!」「勝手に決まるな!」
「国民舐めんな!」「戦争をしたがる総理は要らない!」
「どうでもいいなら、安倍が辞めろ!」
そして、ゲストのスピーチが始まり耳を澄ませますと・・・・
SEALDs関西の女性がマイクも持ちました。
大阪から来ました寺田ともかと言います。
私たちは今、こみ上げてくる怒りや衝動を、肉体的な暴力や一時的な快楽で誤魔化すことなく、言葉と不断の力によってここに集まっています。
安倍首相、私たちの声が聞こえていますか?
この国の主権者の声が聞こえていますか?
自由と民主主義を求める人たちの声が聞こえていますか?
人の命を奪う権利を持つことを拒否する人間の声が聞こえていますか?
先週テレビで国会中継を見ていたら、イラク戦争での米軍の戦争犯罪について安倍首相が質問を受けていました。
米軍が民間人の家に立入り、戦後5ヶ月の赤ちゃんを含む無抵抗の11人を銃殺したこと。子どもたちが通う学校を米軍が占領し、それだけは止めて欲しいと非暴力のデモを行なった市民に対して、米軍が銃を向け、次々に射殺したことを。
ファルージャ総攻撃では息をしている者はみんな殺せという指令のもと、女性も子どもも家畜も、助けにきた救急隊員も白旗を握りしめていた少年でさえ皆殺しにされたことを。
これらの米軍の行為は戦争犯罪ですよね?と山本太郎議員に問われた安倍総理は、これに答えることができませんでした。
『事実確認ができないので、戦争犯罪だと断定することはできない』という理由でした。
だったら私が代わりに答えます。イラクでの米軍の無差別殺人は戦争犯罪です。
私はこの法案が通ることによって、こういった殺人に日本が積極的に関与していくことになるのではないかと、本当に居ても立ってもいられない思いです。
すべての命には絶対的な価値があり、私はそれを奪う権利も奪うことを許す権限も持っていません。
なぜならいくら科学技術が進歩しても、私たちは死んだ人を生き返らせることはできないし、奪った命を元に戻すことはできないからです。
今、この法案を許すことは私にとって自分が責任の取れないことを許すということです。
それだけは絶対にできません。
私はこの国の主権者であり、この国の進む道に責任を負っている人間の一人だからです。
70年前、原爆で空襲でガマの中で、あるいは遠い国で餓死し、失われていったかけがえのない命を取り戻すことができないように、私はこの法案を認めることによってこれから失われるであろう命に対して責任を負えません。
私の払った税金が弾薬の提供のために使われ、遠い国の子どもたちが傷つくのだけは絶対に止めたい。人の命を救いたいと自衛隊に入った友人が国防のためにすらならないことのために犬死ぬするような法案を、絶対に止めたい!
国家の名の下に人の命が消費されるような未来を絶対に止めたい!
敵に銃口を向け、やられたらやるぞという威嚇をするのではなく、そもそも敵を 作らない努力を諦めない国でいたい!
平和憲法に根ざした新しい安全保障の在り方を示し続ける国でありたい!
私はこの国に生きる人たちの良識ある判断を信じています。
国民の力を持ってすれば『戦争法案』は絶対に止めることができると信じます。
いつの日か、ここから、今日、この一見、絶望的な状況から始まったこの国の民主主義が人間の尊厳のために立ち上がる全ての人々を勇気づけ、世界的な戦争放棄に向けてのうねりになることを信じ、2015年8月30日、私は戦争法案に反対します」
素晴らしいスピーチでした。
目頭が熱くなるのを感じました。
彼女の言葉に12万の人すべてが聞き入り、割れんばかりの拍手が起こりました。
安倍さん、あなたはもっと冷静になり理性的になるべきだ。
そして、大多数の国民の声を謙虚に耳を傾けるべきだ。
日本がとんでもない選択をする前に・・・
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