身近な散策で平和の大事さを改めて感じています。

9月19日は日本の民主主義が終わった日です。

戦後70年を経過し、真の独立国家と言えるかどうかは別にして、民主国家であり立憲主義に則った国家であるという国民の自負や認識は完全に粉砕されてしまいました。
国民には丁寧に説明すると言っていたようですが、その後現在に至るまで全然説明していませんよね。

そして戦争法を何が何でも通すために戦後最長の国会の会期としておきながら、騙し打ちのように強行採決してしまったら、秋の臨時国会を開こうとしません。

戦争法の説明、TPPの交渉経緯・内容、辺野古基地問題、原発再稼働、新閣僚の資質等、国会の会期を再度延期してでも審議しなくてはならない重要課題が目白押しです。
安倍氏の外遊日程?そんなものより遥かに大事なことばかりで、逃げていると言われても反論できないでしょう。
高い歳費を貰いながら仕事をしない政治家は要りません。

強引に決めてしまえば諦める。
国民なんか忘れっぽいから、五輪だなんだとやっていれば忘れてしまうよ。

冗談じゃない!忘れるもんか、国民の生命や生活や、日本の未来がかかっているんだからね。
このままでは本当に日本は絶望的だからです。
だから抗議集会や街宣、デモは日本各地で連日ように行われ、この先もずっと継続されています。


今日は、休息の意味もあって区内の庭園でのんびりしていました。

安田庭園a

安田庭園b

広い池があり、陽光の中大きな錦鯉やカモ、カモメらが集まりエサをねだっています。
エサをあげている人の傍らで、砂利を手で掴んでそこに投げつけているキッズたちがいました。

見かねて「坊や、それはダメだろう!」と注意しますと、びっくりした様でしたが、素直にゴメンナサイと謝って立て去って行きました。
平和に暮らしている者に攻撃したり、弱い者苛めしちゃダメだぞという私のメッセージを分かってくれたようです。


日本で自分が一番偉いと思っているあの人に、今回のキッズたちのような素直さや間違いに気付く心があれば、どんなに国民は救われるだろうかと、つくづく思います。


両国国技館

庭園のすぐ傍には両国国技館があります。

大相撲と戦争

国技館の前には「大相撲と戦争」というポスターが貼ってあり、相撲も戦争と関わりがあったのでしょう。
現在相撲博物館に開催されているようですが今日は時間がなく、後日見に行こうと思います。

大江戸東京博物館

少し先には、「江戸東京博物館」の建物が見えます。


隣接する東京都慰霊堂・・・

震災記念堂

ここは、以前「震災記念堂」と名付けられていて、関東大震災の身元不明の遺骨を納めた慰霊施設ですが、その後東京大空襲の身元不明の遺骨も納め、死亡者の霊を合祀しています。

先の戦争では広島・長崎に原爆が落され、沖縄での地上戦で沢山の同胞が命を奪われましたが、東京の下町でも米国の焼夷弾攻撃に遭い、壮絶な被害に見舞われています。
もう絶対に戦争などに関わってはなりません。
軍事国家をめざす、今の風潮を絶対に許すことはできない!


枕橋
帰り道に通りかかった下町情緒が漂うスカイツリー

ソラニハ

隅田川アートプロジェクト作品の「ソラニハ」
ウッドデッキ風の作品で、聖獣であるソラニハはスカイツリーに向かって平和であることにひたすら願いをかけている・・・・そんな気がしてなりません。