春遠からずでも、政治の世界は厳冬が続く・・・・

街を歩くと、所々で梅の開花が見られる。
今が一年で一番寒い時期だが、確実に春に向かっている。
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鳥2-12
ちょっと晴れ間が出たこともあり、鳥のさえずりも賑やかだ。


執拗に過熱報道が続く清原問題の陰に隠れた感はあるものの、自民党の閣僚や議員の疑惑やとんでもない発言がドミノ倒しのように続いている。

「政治とカネ」で辞任した経済産業大臣はその後より疑惑が深まっているようで、潔い辞任で幕引きしてはならない。

総務大臣の電波停止発言には驚きだ。
放送局に圧力をかけ、番組に介入し報道の自由のランキングをどんどん落としている政権の担当大臣から公平欠ける放送に判断なんていう言葉を聞かされるとは到底あり得ないことだが。

環境大臣は国が東電福島第1原発事故に伴う除染の基準値としている「年間被ばく線量1ミリシーベルトについて、何の根拠もないと暴言を吐いている。
失言を認め撤回したようだが、無知そして地元民に対する配慮に欠ける言動は大臣としての資質を問われるであろう。

沖縄北方担当大臣は、あろうことが歯舞(はぼまい)という漢字が読めなかった。
自分の担当である北方領土は4島しかなく、それを読めなかったといのは小学生以下だ。
こんなおバカな大臣でいいのだろうか。

そして育休で話題になった若手男性議員はなんと不倫疑惑の末に、議員辞職・・・
潔い辞職なんではない、まず人としてダメだ。
そもそも国会議員の育休はあり得なかったかも知れないし、今後育休を切実に必要としている人の取得を妨げることになるだろう。

官房長官は「問題ありません」が口癖のようだが、もういい加減それでは通らない話だ。


春の足音は聞こえて来ても、政治は厳冬が続く。

カモ2-12