無党派の風が吹けば、都知事選に勝てる。

参院選で候補者のポスター貼っていた掲示板がいつまでも退去されないなと思っていたが、都知事選用だと気がついた。
参院選東京選挙区は6人定員の中、31名が立候補して大激戦であった。

結果についてコメントするのは今更のようではあるが、1位~4位は自・民・公・共の候補が手堅く獲得し、残りの2議席は接戦の末自・民の候補が分け合ったのは周知のとおりである。
私が応援した三宅洋平は9位に終わり、国会に送り込むことは叶わなかった。
選挙で勝つには、資金力や組織力がある政党の推薦がないと難しいという負の定義が定着しそうで、無力感に襲われる。

さて、今度は都知事選だ。
もちろん一人の知事を選ぶのに21名が立候補という参院選を上回る未曾有のバトルが繰り広げられる。
今回は自民分裂、野党共闘という図式になった。
組織票を持つ自公の巨大与党の壁は相当に厚い。
立候補取りやめの石田純一さんは、野党統一候補の必要性を喚起させる功績はあったと思う。
古賀茂明さんも期待できる候補と感じたが、鳥越俊太郎さんが立候補されたことを歓迎したい。
過去二回次点で終わった宇都宮氏の三回目の出馬は期するところがあったと思うが、野党の票割れを鑑み身を引いたことは敬意を表したい。

舛添氏の公私混同を発端に都知事選に至るのだが、都議にもだいぶ問題があることがこのところクローズアップされて来ている。
都議の解散を公約した小池氏は共感を得るかもかも知れない。
いずれにしても国政と何ら変わらず都政も酷い状態でありことが、図らずも浮き彫りになっていて、是非新知事にはメスを入れて欲しいものである。

都知事選はなる首長選にとどまらず、国政に多大は影響を与えることは明白で、
このところずっとまともな人が就いていないこともあり都民の良識を期待したいものである。
50%台の投票率で終わって欲しくないと思う。