人間の尊厳を踏みにじる行為に、腹の底から怒りを覚える。

今日やっと関東地方にも梅雨明け宣言がされた。

さして雨が多かった印象もないが、飽きるくらい曇り空が続いてさすがに憂鬱になったのは私だけではあるまい。

きのこ

こういうじめっとした天候だったせいか、きのこはやたら目に付く。
数日前、低山を散策するのが好きな私が近郊の山に行った際、ケーブルカーを使わずに麓から徒歩で登って来たという年配のご夫婦と出会いしばし歓談~

「もう引き返そうと思っていたけど、貴方と話して元気を貰ったので山頂まで行ってみます」と言われ別れ際にチョコレートをいただいたので、「お気を付けて」と笑顔で見送った。


梅雨明け直前に、犯罪史上類を見ない障害者施設を襲った凶悪且つ凄惨な事件が起きたのはご存じのとおり・・・
障害者は生きている価値がない、なんと神をも恐れない許しがたい暴言なのだろうか!

障害者だから、高齢者だから、低所得者だから、非正規社員だから、外国人だから、そんな理由で人間の尊厳を否定されるようなことがあっていい筈がない。
今回は心の底から強い怒りを禁じ得ない!

高齢者に対する不適切発言を繰り返す閣僚、都知事選でガンキャリアを貶める発言をする候補者もこれまた同罪である。
日本はいつのまにか、こういう人たちが平然と存在するモラルのない国になってしまったようだ。


コサギ7-26