「核の不使用」声明に、日本は署名せずって~

ジュネーブで開催されているNPT(核拡散防止条約)の会議で、核兵器は非人道的であり、いかなる状況でも使用すべきでないとする共同声明が提出されたが、唯一の被爆国である日本がこの声明に署名せずNGOなどから批判の声が上がっているといいます。

声明では「核兵器使用にによって、直接人が死ぬだけでなく、社会や経済の発展は停止、環境は破壊され、将来の世代は健康や食糧や水を失うことになる」として、核兵器の非人道性を強調して共同声明には74か国名前を連ねてたのに、日本代表は「核兵器が使用された場合の影響が非人道的なものという点にには賛同するが、いかなる状況でも使用しないという点が、日本の米国の「核の傘」で守られていることで日本の安全保障政策と相容れない」と主張したらしい。

なんとも理解し難い主張であり、世界的な批判を浴びる事はもとより、原爆で亡くなった尊い人命や原発事故で国の存続が危ぶまれる状況を認識していないとんでもない発言であることは言うまでもありません。
こんな政府が国民の高支持率である筈がないと思うのですが・・・
この到底納得できない見解に国民はどう思うのだろうか?


地金4-27