最近の危い自然保護に思う。

先日、昔からの虫仲間であるT氏に貰ったレポート「最近の危い自然保護?=採集禁止風潮に思う」を読んで共感を覚える点が多くありました。

環境省が「種の保存法」に指定する種を一般から公募という動きがあるようで、本来「種の保存法=採集禁止の種指定」は十分な調査・研究によって検討されるべきであって、公募で決めるようなことではないです。

2020年までに「種の保存法=採集禁止の種指定」を4倍増(300種追加)するというのが環境省方針らしい。

自然保護を標榜しながら、自然環境の破壊を見逃して開発を許し、役人の「都合や実績作りの思惑」のために非常識な指定を推進して行くという。

この推進に反対する意見を、国民・大衆の民意に反するとして排除して行くのかも知れない。
多くの自然科学研究者を育み、自然とのふれあい、自然の重要さを子供たちに体感させられる採集という行為を禁ずるつもりなのだろうか?

環境を破壊して採集者だけを悪者にする、欺瞞の自然保護が罷り通ろうとしている。