私たちは3-11を絶対に風化させてはならない・・・

早いもので、あの生きた心地がしなかった悪夢のようは大揺れの日から3年が経ちました。

ちょうど自宅事務所で仕事をしていた私は、今まで体験したことがないまるで船に乗っていうような激しい揺れの中で、とうとうこの日が来てしまったのかと恐怖におののいてしまいました。

上から物は落ちて来るし、金魚の水槽からは水がこぼれ落ち床は水浸しです。
慌てて玄関の戸を開けると、路上に立つ電柱が左右に大きくしなっています。
外を歩いていた女性たちから悲鳴が聞こえ、修羅場のような様相でした。

普段はほとんど観ないTVをつけると緊急地震速報が出ていて、どうやら震源地は福島県沖だと分かりました。
東京でこの揺れですから、震源地では相当な被害が出るのではないかととても気が重かったのを覚えています。

そして、時間が経過した後に二度目の激震が来た時は、さすがにもうダメだと思いました。
TVからは津波の痛ましい映像が繰り返し流れ、まさに最悪の日となり原発事故、放射能禍と被害が広がっていきました。


大震災からもう3年、まだ3年なのか・・・
尊い命を奪われた方々のご冥福をお祈りすると共に、今も避難生活を強いられている方々に心からお見舞いを申し上げます。

私たちはこの痛ましい大災害を決して風化してはなりません。
今後の教訓としていつまでも心に留めなければならないと感じます。



3月とはとても思えない寒さが続きますが、街を歩くと梅の開花を目にします。


香取神社3-11a

近くの神社を通りかかりますと・・・

香取神社3-11b

香取神社3-11c

梅がほぼ満開です。

香取神社3-11d

梅の横にスカイツリーも顔を見せています。



どんなに厳しい状況でもそれに耐えて花は開花します。

しかしながら、あれだけの災害から復興するのは簡単なことではありません。

復興税を国民から徴収しておいて他のことに流用したり、大半が使われることなくプールされていたり、この国の行政はあまりにも不可解であり稚拙です。

早急に心ある対応をしなければ、犠牲になった方々が浮かばれません。