東日本大震災の犠牲者を追悼してくれたパレスチナの人々を、今度は我々が励ます番だ・・・

昨年の3-11、パレスチナ自治区ガザ南部では、地元の子供たち約1000人が、日の丸やパレスチナの旗、そしてアラビア語に「日本」と書かれた手作りの凧を一斉に挙げて、東日本大震災の犠牲者を悼んでくれたそうです。

「私たちは戦争で家を破壊され、人々が犠牲になっているので、被災者の人たちの痛みは分かります。日本の人たちに希望を届けたい」との思いで追悼の凧揚げをしてくれたといいます。


今、パレスチ自治区のガザ地区はイスラエルとの紛争で空爆を受け、犠牲者1000人にも及ぶとされます。
子供を含めた罪のない市民が多数犠牲になっています。
これをもう紛争ではなく、大量虐殺の様相を呈しているといって過言ではありません。

東日本大震災の犠牲者を追悼して凧揚げをしてくれた多くの子供たちが巻き添えを食らった可能性は高いと思います。

もっとマスメディアは不条理で凄惨な真実を報道しなくてはなりません。


今度は私たちがパレスチナに1日も早く平和が戻ることを祈り、励まし、犠牲になった人たちには心から追悼の意を捧げる番だと思います。

その日本が武器の輸出をしていたり、あろうことか派兵して加害者になることがあっては絶対になりません。




風に吹かれて


どれだけ遠くまで歩けば 大人になれると
どれだけお金を払えば 満足できるの
どれだけミサイルが飛んだら 戦争が終わるの
その答えは風の中さ 風が知ってるだけさ

いつまで追っかけられたら 静かに眠れるの
どれだけテレビが唄えば 自由になれるの
どれだけニュースを見てたら 平和な日が来るの
その答えは風の中さ 風が知ってるだけさ

どれだけ強くなれたら 安心できるの
どれだけ嘘をついたら 信用できるの
いつまで傷つけ合ったら 仲良くできるの
その答えは風の中さ 風が知ってるだけさ

どれだけ風が吹いたら 解決できるの
どれだけ人が死んだら 悲しくなくなるの
どれだけ子供が餓えたら 何かができるの
その答えは風の中さ 風が知ってるだけさ