戦争を美しく語る者によって、第二、第三のはだしのゲンを排出してはならない。

69回目の終戦記念日になる今日、地元で開催された「すみだ平和・原爆写真展」を見に行って来ました。


写真展a

写真展b

投下された原爆模型


スカイツリーと遺影

地元のスカイツリーに平和をこめて

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下町も戦火を浴び、焼け野原になりました。

その様子は両親からよく聞かれらたものです。


写真展f

関東地区を襲ったい夥しい数の敵機襲撃の数 


写真展g

そして悪夢の原爆の投下・・・・


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写真展j

哀しい写真、そしてとても掲載できない写真ばかりです。

原発は広島に続いて長崎にも投下されました。


核実験を何のためらいもなく、広島や長崎の人が生活している場所で行ったのです。


30万の尊い命が一瞬にして無残に奪われ、そして69年経った今でも多くの原爆症に苦しむ人たちがいます。

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第五福竜丸の乗組員も被爆し、乗組員の半数以上が亡くなっています。


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劣化ウランがイラクの子供たちを苦しめています。



そして核の平和利用の名の元に国策として推進された原発事故により、日本は三度被爆する憂き目に遭います。


どうして人類が制御できない悪魔のエネルギーである原子力に固執するのでしょうか!


のっぴきならない状況で収束の目処がつかないフクイチの事故を隠蔽し、矮小化し、問題提起をすれば風評被害とバッシングしてまで、利権を守りたいのでしょうね。


秘密保護法が施行されたら、もう国民は深刻な事故が起きても知る由もなくなり放射能汚染のレベルさえも知ることも調べることもできなくなります。


戦争を知らないバカ者たちが、戦争を美しく語り、また地獄絵のような戦争に引きずり込もうとしています。

そんな者たちは極限状態になって憎悪の中で殺し合う人類最悪の修羅場を見ていないのです。



原爆の犠牲を含め300万を超す戦没者を出して、もう二度と戦争はしないと誓ったのはウソだったのでしょうか!


戦争ができる国に加速し、国民の命を省みない原発政策の維持・・・・・


わたしの遺書

悲惨な実体験を漫画で描き、二度と戦争や原爆に巻き込まれないよう警鐘を鳴らし続けた中沢啓治さん。


渾身の「はだしのゲン わたしの遺書」を子供を含め全国民が読むべきだと思います。

第二、第三のはだしのゲンを排出してはならない。