夏の終わりの異変~デング熱が都心の公園で発生

突然降って湧いたようなデング病の発症、それも都心の代々木公園というのもなんとも不可解ですね。

そもそもデング熱は熱帯病の一つで、ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介され、ヒトスジシマカにとって人は主たる吸血対象ではないようでデング熱の媒介は稀とのこと。

既に多数の感染者が出ていますが、いずれも直近の渡航歴がなく代々木公園周辺を訪れているということです。

ヒトスジカは温暖化と共に分布を拡げていて最近は東北の北部まで北限を伸ばしています。
しかしながら前記のように人を主たる吸血対象としないのにその食性を急に変えたのか、他の蚊の媒介によるものなのか謎です。

デング・ウイルスを持つ人が代々木公園にいて吸血した複数の蚊が媒介になって周囲にいた人を襲ったのか、或いは人為的に持ち込まれて蚊による
仕業なのか分からない事だらけです。

同公園は9・23「さよなら原発1000万人アクション」の会場に予定されているようで、偶然の一致なのかなんとも釈然としないものを感じます。