菅原文太さんが残した言葉

高倉健さん、菅原文太さんと日本映画を代表する名優が続けて亡くなられてしまいました。

私は残念ながらお二人の映画を観たことがありません。
菅原文太さんは「仁義なき戦い」「トラック野郎」と人気シリーズをお持ちでしたが、私が文太さんの人となりを知るようになったのは晩年、日本を憂いて活動されている頃からです。
反戦、反原発の方でした。


「日本は今、危ない局面にある」

「今の日本は真珠湾攻撃をした時と大差ない」

「戦争反対のためらな命は惜しくない」


昨今の急激な右傾化に警鐘を鳴らした、渾身のメッセージだったと思います。

戦争を知る世代の文太さんは、誰よりの戦争の無意味さ悲惨さを身を持って感じていたのでしょう。



いかなる理由があろうと、戦争していい筈がありません。


文太さんが常々仰っていた言葉~

「国が絶対にやらなければならないことは二つ、国民を食わせること、そして絶対に戦争をしないこと」

文太さんのメッセージを私たちはしっかりと心に受け止める必要性を強く感じます。