「あなたの心とカラダを守ります」ベイマックスの優しさをすべての人に~

最近観たディズニーの長編アニメーション「ベイマックス」はとてもいい映画で感動しました。



天才少年ながら孤独なヒロと心優しいケアロボットの絆と冒険を描いたストーリーです。

ヒロの良き理解者だった兄のタダシの不慮の事故死により殻に閉じこもってしまうヒロの前に現れたのはタダシが開発した人々の心と体を守ることをプログラミングされたケアロボットのベイマックスでした。



「あなたの心とカラダを守ります」・・・・心優しいベイマックスのお陰でヒロは少しずつ元気を取り戻していく。

そして協力して悪者たち立ち向かいヒーローになりますが、最後は思わぬ窮地に陥りベイマックスは自らをを犠牲にしてヒロを助けようとします。

ヒロはなんとかベイマックスも助かる方法を模索しますが、ヒロに時間がないことを告げ「ベイマックス、もう大丈夫だよ」と言ってくれれば離れて行くことができる(そのようにプログラミングされている)と語り、断腸の思いで「ベイマックス、もう大丈夫・・・」と泣きながらつぶやくヒロ・・・・・



観ていて思わず涙が出てしまうシーンでした。



アニメのストーリーだとはいえ、最近こういう優しさが急速に失われつつあると感じます。



この映画のテーマは「優しさで世界を救えるか?」です。





Story

限られた時の中で 
どれだけのコトが出来るだろう・・・
言葉にならないほどの思いも 
どれだけアナタに伝えられるだろう・・・
ずっと閉じ込めてた 
胸の痛みを消してくれた
今 私が笑えるのは 
一緒に泣いてくれたキミがいたから

一人じゃないから
キミが私を守るから
強くなれる もう何も怖くないヨ
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる

説明する言葉も
ムリして笑うコトもしなくていいから
何かあるなら いつでも頼ってほしい
疲れた時は 肩をかすから
どんなに強がっても
ため息くらいする 時もある
孤独じゃ重い扉も
共に立ち上がれば また動き始める

一人じゃないから
私がキミを守るから
あなたの笑う顔を 見たいとおもうから
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光をやさしく照らしてくれる。

時には傷付き 傷付けながら
染まる色はそれぞれ違うケド
自分だけのStory
作りながら生きてくの
だから ずっと、ずっと
あきらめないで

一人じゃないから
私がキミを守るから
あなたの笑う顔を見たいと思うから
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる



最近の我が国の政治シーンにそんな展開が一度でもあったでしょうか・・・・・・

勝ち負けがハッキリとしてしまっている社会構造。



先進国でこんなに自殺者が多い国はありません。

こんなに高齢者に優しくない国もありません。

これほど若者が夢を持てない国もありません。





「あなたの心とカラダを守ります」そんな国であり、社会であることを願います。

一人でも多くの人がベイマックスのようであれば、世界中から戦火が消え、平和が訪れると思いました。