独立国としても気概を持つ時期に来ている。

ちょっと冬に逆戻りしたような陽気で、春が足踏み状態のようですね。
それでもあと何日かすれば桜も開花し今年も春は訪れます。

そんな中、国会の質疑中に安倍氏が「わが軍」発言したことで問題になっています。
そして官房長官が「防衛を主たる任務とする組織を軍隊と呼ぶなら、自衛隊は国際法上軍隊に当たる」と述べて問題はないとの認識を強調しました。

憲法9条で「陸海空軍その他の戦力」の保有を禁じています。
歴代の首相はこれを遵守して自衛隊を「軍隊」と明言するのを避けて来ただけに、現政権の自衛隊の海外派兵、戦争を出来る国への本気度が尋常でないことが如実に表れていると言っても過言でないと思います。

集団的自衛権行使は国民の大半が反対していていて、その点においては国民の精神は健全だと思います。
なんだかんだ言っても日本が戦争に巻き込まれることはないと漠然と思っている人は多いでしょう。
もし本当にそう思っているならば、選挙に行ってそうならないような意思表示することが不可欠です。

そうでないなら、今の流れでは日本が戦争をする国になることは、ほど決まったも同然です。
このままでは中東に派兵して、そしてその後に国民投票して改憲を図るつもりだろうと思われます。

とんでないと思うのなら、自己満足的な嘆きを発しているだけでは何も改善されません。
今日からスタートして統一地方選から変えていかなくてはダメですね。
沖縄の人たちが示してくれた民意や勇気を見習う必要があります。

もういい加減、日本は独立国としても気概を持つべき時期に来ていると思います。
自国の独立性だけは絶対に他国に侵されないという気持が不可欠です。
集団的自衛権も、原発再稼動も自国の判断で撤回する気概を持たなければ日本の未来は閉ざされます。