穏やかだったGWも終わりました。

GWの最中の憲法記念日には、改憲、護憲それぞれの思いをこめた集会がありました。
新聞等によりますと改憲には1500人、護憲には30000人の人が集まってようで、昨今の戦争に前のめりする国の姿勢に強い危機感を持つ人がいかに多いかを象徴していると感じます。

思い出すのは、菅原文太さんが沖縄での最後の演説で「沖縄の風土も本土の風土も、海も山も空気も国家のものではありません。そこに住んでいる人のものです。
勝手に他国に売り飛ばさないでください。

政治の役割は二つあります。
一つは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。
もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争しないこと。

アメリカ、中国にも韓国にも、良心厚い人はいます。
国が違え同じ人間だ。みな手を結び合おうよ。

「辺野古基金」の共同代表の一人、菅原文太さんの妻、文子さんは「現政権への不服従を示すため」と仰っておられるようで、お二人共に平和を愛し、圧力に屈しない強い人生哲学を持ったご夫婦だったようで、素敵だと思います。

戦後70年が経過し、戦争体験も持つ方が減少且つ高齢化しています。
10年前であれば、もっともっと多くの方たちが体を張って防波堤になり、今日のような暴走を許さなかったと思います。

今後ますます戦争体験者および直接戦争の悲惨さを聞いて育って世代が減って行きます。
現在選挙権すらない子供たちが、何の罪もないのに海外に派兵され他国のために命のやりとりをすることを断固阻止しなければなりません。

それが今を生きる私たちの役割だと思います。
戦争絶対反対!I am not Abe を掲げなければなりません。

菅原文太