早いもので1月も今日で終わる。
2018年はいい年になって欲しいとの願いとは裏腹に暗いニュースばかりが目立つ。

相次ぐ米軍ヘリの不祥事は言語道断だが、内閣府副大臣が国会で「それで何人死んだんだ」とヤジるに至ってはもはや末期的だ。
どれだけ沖縄の人を苦しめ、傷つけているのかさえも分からないのであれば引責辞任どころか議員辞職をすべき、もっとキツく言えば人間も辞めて欲しいくらいの酷さだと思う。

人の心を失った人たちによって政治が行われ、改憲に並々ならぬ意欲を燃やすことは極めて危険であると感じる。
沖縄の悲哀は、ほどなく日本全体に拡がるだろう。
秘密保護法、安保法案、共謀罪、改憲・・・・その行き着く先は悲劇しか予想できない。


先週、東京にまとまった積雪があった。

雪とスカイライナー

私は寒さに弱いので、この程度の雪でもめげてしまう。
豪雪地方の方々の胆力には敬意を表する次第で、私は東京以北では到底生活できないだろうと感じてしまう。

最近の私の小さな楽しみの一つは地元の公園でのカワセミ・ウォッチング。
雪が降った数日後に、さすがにいないだろうと出かけてみると、氷が張った池の水の脇に元気にダイビングをしていて驚いてしまった。

カワセミ1-21

私の両親は東京の下町でその生涯を終え、スカイツリーを見ずにこの世を去りました。
見たらさぞ喜んだろうと思うと共に、東京大空襲を含めた戦争体験を繰り返し聞かせてくれたことを思い出す。
今も空の上から、昨今の日本の流れを苦々しい思いで見つめていることだろう。
戦争体験のない人たちによって、軍事国家に無理矢理変えられてしまうことを食い止めなければならない。

スカイツリー1-20