晴天の真夏日ともなると、家にいるのは勿体ない感じがして暑さには強い私は探索に出掛けることが多い。

ニホンリスⅠ
ニホンリスⅡ
ニホンリスがクルミを懸命に囓っている光景に出会う。
何とも愛くるしい姿に、癒やされてしまう~

ホオジロ
ホオジロと思われる鳥も見かけた。

ルリカミキリ
最近垣根によく用いられるセイヨウベニカナメモチには美しいルリカミキリが活動していた。
このカミキリは以前は人家の庭のナシの木を枯らせてしまう愛すべき害虫であったが、次第に姿を消してなかなか見られない種となっていた。

それがセイヨウベニカナメモチの普及と共に、個体数を増加させているのは面白い現象だと思う。
今回訪れた場所はそのセイヨウベニカナメモチがすっかり剪定されてしまい、これは出会うのは難しいと思ったが、僅かに残った部分で逞しく生き残っているのは素晴らしい。


さて、前文科省事務次官の前川氏の勇気ある告発、そして顔出しで性的暴行を会見を開いて訴えた詩織さん、その二人があってはならないことだがネットで相当叩かれていると聞く。
覚悟を決めて声を上げた人の訴えをその真偽の程を含めて真摯に耳を傾けるのが本来あるべき姿の筈だ。
もし権力に逆らったと個人攻撃をしたり、無視を決め込むなら、もうこの国にはデモクラシーが完全に崩壊したと言わざるを得ない。

法は万人に平等であるのがその精神であり、特定の人には適応されず処罰の対象とならないのだったらはもう法治国家とは到底言えない。
日本は先進国の看板を外さなくてならないだろう。
権力に負けずに勇気を持って、真実を語る人が増えて行くことを願って止まない。


久しぶりに23区内の砂浜を歩いてみる。

葛西臨海公園の砂浜

人工的に作られた砂浜であっても、貝殻を踏みしめる感覚は心地いい。

キアシサギ
干潟ではシギの仲間が休息し~

ホシベニカミキリ5-20
タブの葉上には美しいホシベニカミキリ

バードウォッチングのエリアでは大人に混じり作業をしている少年がいて、手にはなんと
アオダイショウと少年
1mは優に超すアオダイショウを持っていて、さすがに驚いてしまった。

「全然平気です!」と得意そうにアオダイショウをかざしてポーズを取る姿は頼もしく、最近の子は軟弱だという偏見を取り払わなければならないかも知れない。

都民の憩いの場であり、貴重な自然を体験できるこの公園を五輪なんかのために用地を削られなくて、本当に良かったと思う。


共謀罪に反対する市民の抗議行動が急速に拡大している。
それは当然のことで、「テロを防止する」のではなく国民の監視が最大の目的であることが一目瞭然であるからだ。

「戦争を絶対にさせない」「自由にものが言えること」この二つは何としても守らなければならない。
それを今回も数の力で強引に押し切ろうということが、またもなされようとしている。
もうここまで来ると、国民の人間としても尊厳が著しく貶められようとしていると言わざるを得ない。
心の中にまで、監視や罰則を設けることは許されないことである。
また、あの時代に戻してはならない。