前から感じてはいたことだが、入管法改正(改悪)法案の強行採決を見ているともうこの国には議会制民主主義など存在しないと痛感する。
圧倒的な議席を持つ与党が狂気の独裁的手法を取ろうと、弱小野党では到底太刀打ちできない。
入管法など審議時間15時間余りという非常識極まりない経緯で衆院を通過してしまった。
知れば知るほど問題満載の法案なのだが、何かに取り憑かれたように強引に通してしまう~いったい今まででいくつの悪法を成立させたことだろう。

そしてさらに恐ろしいことに水道民営化法案が国民が気づかないうちに進行している。
TVを付ければゴーン氏のニュースで溢れているが、こっちの方が格段に容易ならざる内容である。
そのことを何故マスメディアは伝えないのか?
ゴーン氏逮捕がスピン報道であるのかどうかは分からない。
しかし政権の都合の悪い法案等の時に必ず国民の目を反らすニュースソースが起ることをインプットしておく必要があると思う。


自動車の走行距離で課税することを検討しているという。
ポンポンと新車を買える人などほんの一握りであり、考え方が浮き世離れしている。
即位10連休法案を閣議決定し成立を目指すというが、大多数の国民の年収が減り非正規が4割もいる状況でどれ位の人が取得できるのだろうか。
プレミアムフライデーさえ、難しい人が多いことだろう。
頓挫したサマータイムも然り、あまりにも国民の実態と乖離している。

あらゆることに課税対象として税収に拘るにしては、必要でないF35戦闘機最大100機追加で1兆円だという、これでは国民は税を払うことを拒むであろう。
この浮き世離れした政治はいつまで続くのか・・・


隅田公園の紅葉