仕事をしながらですが、STAP細胞をめぐる問題で責著者である理研化学研究所・再生科学研究センター副センター長の笹井芳樹氏の記者会見を見聞きしました。

なんとも歯切れの悪い内容だと感じましたね。
盛んにSTAP細胞がなければ説明できないことがあるとコメントしながらも、論文の取り下げには同意すると言います。

論文に不備があり反証もあることから、ここは潔く取り下げて完璧なものをめざすという言葉にも説得力がありません。

ユニットリーダーである小保方さんが論文の不備を認め謝罪しながらも、
STAP細胞は存在するから論文は取り下げないという方がずっと筋が通っています。

同じ記者会見でも、小保方さんにはありのままを語っている直向さが感じられましたが、笹井氏には何か後ろめたさのようなものが感じ取れました。


これでは、小保方さんがあまりにも気の毒です。
折りしも来日していた共同著者で米ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授が小保方さんに「ボストンに戻っておいで」と呼びかけたそうです。

小保方さんは米国で理解のある人たちの中でSTAP細胞を証明し、名誉を回復した方がいいのかも知れません。

その場合、人類の夢である画期的な研究を日本から手放すことになりますが、実に愚かですね。


本日、STAP細胞騒動の渦中にある小保方さんの記者会見がありました。

ネットの動画でその一部を観ましたが、憔悴して痛々しい感はありましたが、小保方さんは冷静に淡々と語っていたと思います。

とにかくここ数カ月は心身ともに極限状態だったと思いますし、物凄い数の報道陣の前で会見をするのはとても辛く、大変な重圧だったと推察します。

誰のことも悪く言わず、論文に不備を謝罪し、時に涙ぐみながらもSTAP細胞の存在を明言する彼女に好印象を持った人も多いのではないかと思います。

200回STAP細胞を見たという彼女の言葉を信じ、201回目には是非ネガティブな関係者に見せつけてあげて欲しい感じます。

マスメディアは都合の悪い部分は編集して疑惑を煽るような報道をするかも知れません。
それこそが捏造ですね。

夢の細胞といわれるSTAP細胞、それを論文の不備を問題にして潰そうとしたり、若き女性研究者からその研究を奪うことに何の意味があるのかと思ってしまいます。

見頃の花見客で賑わう井の頭公園で、池の水を抜く「かいぼり」が行われたのことです。

「かいぼり」とは農作業を行わない冬に、灌漑用のため池の水を1ヶ月程干したり、ヘドロや土砂を取り除く作業だそうです。
池の水質改善や外来生物の駆除を目的に、あと2回行う予定とのこと。

モツゴやニゴイ、ギンブナ、テナガエビ等の在来生物は保護し、オオクチバス(ブラックバス)やブルーギル、アメリカザリガニ、ミドリガメ当の外来生物は駆除の対象となります。

全体の6割を占めていたとされる外来生物の駆除をしたそうですが、完璧な訳ではなくさらに「かいぼり」による弊害も今後表面化するのではないかと思われます。


そもそもブラックバスやブルーギル、アメリカザリガニ、ミドリガメにしても人為的に持ち込まれたり放たれたものです。
その時点で生態系は崩れ、従来とは違う生態系のスタートが余儀なくされ今日に至っています。

今回「かいぼり」により外来種を取り除いても従来の生態系を取り戻すのは容易なことではないと思います。

新潟県の佐渡で日本産トキが絶滅し、中国からトキを取り寄せて繁殖させて野に放ってもそれは日本産トキが復活したことにはなりません。


自然保護のずさんさおよび安易な放流が日本の各地の生態系を脅かしていています。

かっては珍種オオクワガタも棲息していた井の頭公園の生態系が、危うい現状に直面していると思います。

知らず知らず、つい舌打ちをすることがあります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140403-00000011-kobenext-cul

どのように聞こえるかというと「ツッ」と聞こえる人が多かったようですが、文字表示だと「チッ」だと思います。

まあ、それはどうでもいいのですが、自分自身の独り言のように言うには特に問題ありませんが、相手に対して吐きつけるはエチケットに反することが多いと思います。

最近時折体験するのは、自転車走行中に出会いがしらぶつかりそうななり、渾身のブレーキを踏んで衝突を回避した相手から、この舌打ちをされることです。

一方的に相手が悪いとは言い切れないかも知れませんが、せめて「失礼!」とかの言葉があっていいと思うのに「チッ」の舌打ちをされると非常に不快ですね。

最近は大人から子供まで「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない人が急増しています。
言えないどころか、舌打ちでは情けないです。

舌打ちには「参ったなあ」「ついてねぇ」「ふざけんな」等の否定的本音の意味も含みます。

舌打ちを浴びせられる相手のことを思いやる心があれば、発することもないですね。


オランダ・ハーグの国際司法裁判所が日本の南極海の調査捕鯨を条約違反と認定したようです。

日本政府代表は「判決に従う」見解で、調査捕鯨は中止になる模様。

一口にクジラと言っても80種あまりもいて、絶滅危機に瀕しているシロナガスクジラから、ミンククジラのようない極めて豊富は資源がいる種も含め多様です。

いずれにしても乱獲等により減少したクジラを守るために捕鯨はだいぶ以前に禁止されていると認識していましたが、調査捕鯨は続けられていたことを改めて知りました。

調査のための捕鯨の必要性はあるのでしょうが、毎年850頭ものクジラを捕獲することの是非を含め商業捕鯨とみなされ、各国の理解を得るのは難しかったのだろうと思います。


私の子供の頃の給食はお世辞にも美味しいといレベルでなく、食が細かった私はいつも残してしまい怒られました。

脱脂粉乳のミルクは飲むのが辛かったし、カレーには肉の代わりに嫌いな貝が入っていたりでしたが、クジラの串カツはとても美味しかったです。

当時低価格の蛋白源として缶詰等も多数売られていましたが、捕鯨禁止の頃から店頭から消えそれ以来食べる機会もなくなりました。

日本の食文化を支えた感があったクジラですが、その味覚を味わいなくなったのはとても残念ながら、国際的なルールであれば致し方がないのかも知れません。