もしも国民の声にまったく耳を傾ける気がないのなら、選挙なんてやっても何の意味もありません。


もしも自己責任という言葉が意味を違えて一人歩きしてしまうのなら、政治家も官僚も要らないでしょう。


中東における人質事件は、未だに未解決であり全貌が掴めず、人命に関わることですので極力コメントは控えたいと考えますが、言い知れぬが不気味な背景を感じます。




そして気になるのは、必要以上に政権の批判を自重する動きです。

危険な場所に自ら出掛けて行って人質になった人の自己責任が問われるなら、この時期に中東に出掛けて行き援助金を約束し刺激した行動は不問なのでしょうか?



海外の人たちが理解に苦しむ日本人独特の国民性・・・・・意味のない協調性、大人ぶった態度、排他的な思考回路、自己保身、現実逃避、集団ヒステリー・・・・


それらの一端が今回も垣間見られるように思います。




一日も早い人質の開放を心から願うものですが、いままで無縁であったテロとの接点を作ってしまったことは非常に重たいものがあります。


国外に居住する日本人、観光客、そして本土もテロに見舞われるリスクを負うことになります。


地下鉄も新幹線も飛行機も、繁華街、ビル街もありとあらゆるところがテロの標的になりかねません。



物々しい警戒の中で五輪が行われるのでしょうか・・・・・・・

再稼動に躍起になっている日本全国にある原発も狙われる可能性が高く、極めて深刻な状況になります。



人質の人は自己責任であったかも知れませんが、それだけでは絶対に済まないことを国は謙虚に認め責任を持ち、そして国民ももっと危うい状況を強く認識しなければならないと思います。



猿江公園


最近ストア等に「恵方巻」を目にすることが多くなりました。

昔は節分といえば「豆撒き」だったのですが、最近は「恵方巻」の方もだいぶ浸透して来ているようです。

「恵方巻」とは節分に食べると縁起がいいされる太巻き寿司で関西ではそのような習慣があったようですが、全国区になったは最近のことだと思います。

節分の夜にその年の恵方に向かって無言で、願い事を浮かべながら太巻きを丸かじりすると縁起がいいとされます。

恵方巻には7種類の具材が使われ、それは七福神に見立てているとされ、招福、開運、商売繁盛、無病息災等を願ってのものなのでしょう。


私がその存在を知ったのは、つい最近のことですが、今年の節分には「福は内!日本を破滅に誘導する ○○ は外!」と豆撒きをしながら「恵方巻」を食べるのもいいかも知れません。

恵方巻

葛西臨海公園水族館の目玉であるマグロの大量死続き、全滅寸前だといいます。

同公園にはよく行きますが水族館には入ったことがありませんでしたが、マグロの群泳は壮観だと聞いていました。
159匹いたとされるマグロが今日現在3匹になってしまったようで、なんとも気になる状況です。


一体、何が起きたのでしょうか?

原因は調査中のようでが、ネットを検索すると・・・・


①集団パニック説
何かに驚き、群れ全体がパニック状態に陥り、ぶつかり合いになって死んでしまった。

②過度なストレス説
マグロの水槽近くで工事をしたため、その音や振動で過度なストレス状況になってしまったため。

③ウイルス説
病理検査により脾臓からウイルスが検出されたとのこと。

④地震の前兆説
大震災の前にはクジラやイルカの大量死が発生することが知られ、電磁波の影響が懸念される

⑤放射能説

同水族館の海水は近くの東京湾の海水を使っているとされ、海洋の放射能汚染が原因である可能性も否めない。


とにかく、単に人気があったダイナミックな大型魚の回遊が見られなくなって残念ということ留まらず、その原因がとても気になるところです。

通常の動物園以上に水質の維持等デリケートさを求められる魚の飼育、展示は難しいのだと思いますが、同公園には鳥類園も併設されていてある意味環境の指針になっている面があります。

何かの異変の前兆でなければいいのですが・・・・




葛西臨海公園(渚)

最近観たディズニーの長編アニメーション「ベイマックス」はとてもいい映画で感動しました。



天才少年ながら孤独なヒロと心優しいケアロボットの絆と冒険を描いたストーリーです。

ヒロの良き理解者だった兄のタダシの不慮の事故死により殻に閉じこもってしまうヒロの前に現れたのはタダシが開発した人々の心と体を守ることをプログラミングされたケアロボットのベイマックスでした。



「あなたの心とカラダを守ります」・・・・心優しいベイマックスのお陰でヒロは少しずつ元気を取り戻していく。

そして協力して悪者たち立ち向かいヒーローになりますが、最後は思わぬ窮地に陥りベイマックスは自らをを犠牲にしてヒロを助けようとします。

ヒロはなんとかベイマックスも助かる方法を模索しますが、ヒロに時間がないことを告げ「ベイマックス、もう大丈夫だよ」と言ってくれれば離れて行くことができる(そのようにプログラミングされている)と語り、断腸の思いで「ベイマックス、もう大丈夫・・・」と泣きながらつぶやくヒロ・・・・・



観ていて思わず涙が出てしまうシーンでした。



アニメのストーリーだとはいえ、最近こういう優しさが急速に失われつつあると感じます。



この映画のテーマは「優しさで世界を救えるか?」です。





Story

限られた時の中で 
どれだけのコトが出来るだろう・・・
言葉にならないほどの思いも 
どれだけアナタに伝えられるだろう・・・
ずっと閉じ込めてた 
胸の痛みを消してくれた
今 私が笑えるのは 
一緒に泣いてくれたキミがいたから

一人じゃないから
キミが私を守るから
強くなれる もう何も怖くないヨ
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる

説明する言葉も
ムリして笑うコトもしなくていいから
何かあるなら いつでも頼ってほしい
疲れた時は 肩をかすから
どんなに強がっても
ため息くらいする 時もある
孤独じゃ重い扉も
共に立ち上がれば また動き始める

一人じゃないから
私がキミを守るから
あなたの笑う顔を 見たいとおもうから
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光をやさしく照らしてくれる。

時には傷付き 傷付けながら
染まる色はそれぞれ違うケド
自分だけのStory
作りながら生きてくの
だから ずっと、ずっと
あきらめないで

一人じゃないから
私がキミを守るから
あなたの笑う顔を見たいと思うから
時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる



最近の我が国の政治シーンにそんな展開が一度でもあったでしょうか・・・・・・

勝ち負けがハッキリとしてしまっている社会構造。



先進国でこんなに自殺者が多い国はありません。

こんなに高齢者に優しくない国もありません。

これほど若者が夢を持てない国もありません。





「あなたの心とカラダを守ります」そんな国であり、社会であることを願います。

一人でも多くの人がベイマックスのようであれば、世界中から戦火が消え、平和が訪れると思いました。

少々古いネタになりますが、昨年の大晦日に何十年振りかで紅白を観ました。

出場歌手の2/3くらいは知らない人ばかりで、さながら浦島太郎になったような気分になりました。
紅白の出場者の選考基準がどうかとか、新曲を歌うのは如何なものか等、いろいろ言われているようですが、1歌謡番組に関する出場枠であり左程問題にしなくてもいい様に感じます。

私的には東日本大震災の被災者にエールを送った長淵剛さんの「明日へ続く道」の熱唱や、中島みゆきさんが歌った「麦の唄」が印象に残りました。


ネットではサザンの桑田さんが歌った「ピースとハイライト」がいろいろ物議を醸しているようですが、意図があったのかなかったのかは別にして批判されるには当たらないと思います。

自由に物が言えない風潮が加速してはなりません。

「アナと雪の女王」の主題歌がふんだんに聴けたのもよかった。
できれば、松たか子さんの歌を聴きたいところでしたが・・・

久しぶりに観た紅白でしたが、味わいがあったように感じました。

穏やかだった正月も終わり、今年もゆっくりと始動しました。

三が日には寅さんでお馴染みの帝釈天や地元の七福神巡りに行き、正月気分を味わいました。

帝釈天2015
初詣客で賑わう柴又帝釈天
1年の感謝をこめて、新年の無事と平安を祈願する人々で参拝の列が途切れません。

草団子と焼き草団子
ここの名物である草団子と焼き草団子

境内を出て、矢切りの渡しに向かうと~

矢切りの渡し2015
正月ということもあって乗船客が多く、いつもより多い3隻の舟が忙しそうにフル回転しています。

画像
原っぱではチビっ子や親子連れが凧揚げに興じている・・・・・


そんな、何の変哲もない正月の風景が今年はとてもいとしく、大切なものに感じました。


翌日でかけた地元の七福神巡りも同様で、今年は例年以上に若い人の姿を多く見かたように思います。

ガマの油売り
昔懐かしいガマの油売り、最近は見かけることがほとんどなくなりましたが、大道芸を楽しみ人たちで黒山の人だかり状態でした。

おみくじを引く人、願いをかける人、縁起物を買う人~平和な風景です。


お参りを済ませ、隣にある「郷土文化資料館」に立ち寄りました。

画像

郷土のいろいろな歴史、文化に関する資料が展示されていますが、目に焼き付いたのは「東京大空襲の体験画」でした。

先の大戦に被害を受けたのは原爆を落とされた広島や長崎、地上戦の舞台になった沖縄だけではなかった・・・・

東京の密集地帯をB29が焼夷弾を使っての爆撃が行われたのです。
死者10万人以上、両親を失った戦災孤児が大量に発生しました。

かろうじて生き延びた方々が、戦争を風化させてはならないと書いた体験画は
「はだしのゲン」さながら地獄絵で壮絶な作品ばかりです。

このような沢山の尊い犠牲の上で成り立った平和を壊すようなことがあっては絶対になりません。

戦争体験を持つ人が少なくなっている昨今であり、安易に戦争を考える風潮に最大限の警鐘を鳴らしたいと思います。