証人喚問はプロローグに過ぎない。

このところ豊洲移転、森友問題と証人喚問が続く。

どちらも国民の高い関心を集めているが、私は森友問題の方がより重要だと考えている。
国有地をただ同然に売却、首相夫人の関与が指摘されて、一国の首相がもし関与していたら総理大臣をおろか議員を辞職すると公言しているからだ。

今日の証人喚問は、たまたまパソコンで仕事としている時にネット中継しているのを知り、途中から閲覧した。

与党議員はやや恫喝まがいで追求し、偽証罪でも狙っているのだろうか。
森友の今までの経緯、教育方針等は到底受け入れられるものではないが、喚問での籠池氏は誠実に真実を述べているようには感じられた。

関与を否定する安倍首相とかなり食い違いがあるようで、どちらかが嘘をついていることになり、当事者の昭恵夫人の喚問をやったらどうなのだろうか。
22回もメールのやりとりをしていたのが事実なら親しい間柄だと思うのが普通であり、寄付の事実も含めて説明する義務は当然あると考える。

そしてこの問題の真実が明らかになるまでは、共謀罪の提出など許される訳がない。
お隣の国だったら、弾効問題に発展することは必至だと思う。
海外から強く懸念される日本の右傾を、立ち止まって考えるいい機会になるかも知れない。