人間の尊厳を護る闘いが始まりました。

久しぶりのブログの更新になります。

忙しかったこともありますが、日本の危機的な状態はより深刻さを増しもはや国の転換期等という生易しいものではないことを強く実感して、自分自身も声を失ってしまった感があったからです。

戦争法案がいかに危ないものであるかの認識が、国民の間に急速に広がっています。
国会前の抗議集会は回を追う毎に参加人数が増えています。
最近はSEALDs(民主的な日本を守るための、学生による緊急行動アクション)が牽引し若者の意識が高まり、抗議集会はムーブとなり全国に拡大しています。

シールズ

彼等は言う「人の痛みに無感覚で、思考停止する人間になりたくない」「安倍に未来を奪われたくない」「絶対に止める。私たちは本気だからです」と。

実際に抗議集会では、若者、中高年~年代を超えて心を一つにしてシュプレヒコールを上げています。

「戦争反対!」「憲法守れ!」「勝手に決めるな!」「民主主義ってなんだ!」「なんか最近自民感じ悪いよね!」「安倍は辞めろ!」

声を張り上げての大合唱が延々と続きます。


「戦争をしない、させない!」「殺さない、殺されない!」
人間の尊厳を護るための闘いは始まり、これからが正念場なんです。

戦争を命ずる者たちが、自分の命を賭して戦場に赴くことはありません。
犠牲になるのは未来のある若者であり、幼い子供であり、善良な市民たちなんです。

内閣支持率が急落するのは至極当然のことですよね。
いくら詭弁を弄しても米国の侵略戦争に付き合って、米兵の身代わりをするのがこの法案の実態なのですから。

支持率を回復させようと、新国立競技場の建設計画を白紙に戻して国民のご機嫌取りをしようとしましたが、契約済みの59億の相当部分は戻らないそうです。
どうしてこのようなずさんなことが罷り通り、誰も責任を負わないのでしょうか?

戦争法案を大多数の国民の反対や憲法学者の違憲である指摘を無視して強行採決して、丁寧に説明すれば分かって貰えるとは傲慢以外の何物でもありません。
支持率急落に青くなりTVに出回ったいるようですが、この法案が「戸締り」と噴飯物です。
誰でも自分の家の戸締りをするのは常識で、この法案は家の鍵を米国に渡してしまうことに他なりません。
一国のトップのコメントとは思えない国民を馬鹿にしたような稚拙な例え話で、丁寧な説明をしたつもりでいるのでしょうか?
物凄く質の悪いコントを見せ付けられてと感じた人が多かったと思います。

今国民は平和を無理やり壊され負の漂流されることを余儀なくされようとしています。
そうはいかない、それを阻止するための闘いが始まっています。。