支えあう気持を大切に~どうか、やさしさ、どうか

前々回まで2回に亘りブログでご紹介しました隅田川アートプロジェクト・・・・今回はその番外編的な内容です。


既にご紹介したアートベンチの作品である「ササエル」・・・

ササエル

大人から子供までが強力して懸命に支え合っている構図です。


実は同じアートベンチ作品にもう1点「ササエル」があります。

ササエルⅡ

両手をついて踏ん張っている人の足を持った人が支えています。

人はその字のように支え合っているのですね。
それなのに、前回の「ササエル」では人たちを上から圧力をかけて潰そうとするような、今回の「ササエル」では後ろの人がいきなり手を離して突き崩すような・・・・昨今の日本は急速にそんな自己責任どころか弱者切り捨てにギアを入れています。

生活保護枠の縮小、年金・児童手当の減額、介護基準の引き上げ、高齢者の医療費や難病等の高額療養費自己負担額・・・・

少子高齢化に伴う社会補償費のためといいながら、おそらく国民のためには使われないでしょう。

アンパンマンではないですが、困っている人を救わないでどうするのでしょうか!


環境アート作品に「は・は・は」という作品があります。

は・は・は

「もしスカイツリーに葉っぱがあったら」をモチーフに制作され、巨大な葉を造形化したものです。

今の日本は子供たち受難の国と化していますが、沢山の子供たちが走り回るこの公園が、様々のコミュケーションの場となり、子どもたちの明るい「はっはっは」という笑い声が聞こえるようになるといいですね。




悲しみが時を刻んでいる


どうして人はやさしくなれないのかと
時々思う
そんな私がいつも子供たちには
にくらしい言葉を口にしている

自分だけが幸せになればいいと思うのが
ひとだとしたら
どんなに今が平和に見えても
心は虚しい戦場

悲しみが 時を刻んでいる
同じ時間が 流れている
どうか やさしさ どうか
どうか やさしさ どうか

みんながやさしくなればいいと思っても
戦場はある
それも少年までが銃を手にして
ガレキの国に いのちを捨てる

涙があふれていた彼らの元へ誰よりも
大きな幸せを
まだあどけないひとみのかがやき
全ての心に届けて欲しい

悲しみが 時を刻んでいる
同じ時間が 流れている
どうか やさしさ どうか
どうか やさしさ どうか

悲しみが 時を刻んでいる
同じ時間が 流れている
どうか やさしさ どうか
どうか やさしさ どうか


みんなが支えあう世の中を守りましょう!

どうか やさしさ どうか・・・・