またまた大幅に更新が途絶えてしまいました。
忙しかったのは確かであっても、自分の胆力のなさは反省しなくてならない。
それでも、アクセス数は減少していなくて、ひたすら感謝の気持ちで一杯です。

さて、その間に安倍内閣の支持率は急落し、都議選は歴史的惨敗となり、政権浮揚のために内閣改造をし、会見の冒頭で8秒間頭を下げた。
だが、それでまさかリセットできたと思っていないだろう。
何故、支持率が急落したのか、国民に疑惑に真摯に応える姿勢がなければ到底許されることではない。

内閣改造で支持率は微増したようだがご祝儀の範囲であり、新内閣のスタートしては厳しい数字であることは認識した方がいいだろう。
そして新閣僚たちに早くも辞任要求が出たり、スキャンダラスな情報も飛び交っていて前途は極めて多難だと感じる

政府広報の「北ミサイル避難方法」のCMには驚いた。
こんなことを煽ってどうするのだろう。
ミサイルが飛んで来ないように最大限の努力をするのが政治の役目だと思うのだが・・・
そしてそんなに緊迫状態なのなら、何故原発を止めない!
格好の標的であり、被弾したら国家消滅の危機であるのに何を考えているのだろうか。
「苦しい時の、北頼み」はもう止めて欲しいものだ


渡良瀬遊水池に出かけて来た。
埼玉、栃木、群馬と隣接するこの広大な湿地は、豊かな自然が感じられ、私の好きなフィールの一つである。

渡良瀬遊水池d
遠くに山を望む壮大の眺め。

渡良瀬遊水池a
湖は雄大で、海を思わせる。

渡良瀬遊水池b
渡良瀬遊水池c
叙情的な風景や、北海道を思わせるような草原もいい。

コガネムシ赤紫型
野鳥の楽園だが、今年はコガネムシの大発生の年のようで、赤いルビーを思わせる美しい個体にも出会うことができた。

そんな時自転車で回っていると、道路を横断中の大きなカメに遭遇。
渡良瀬のカメ

交通量の多い道路であり、当のカメも道の真ん中辺りでそれを思い知ったようで
頭や脚を引っ込めて立ち往生状態・・・しかも前方から大きなダンプカーが迫っていて絶体絶命と感じたので、自転車を降り両手でカメを持って反対岸まで運んで
あげた。

カメはお礼を言うこともな、歩き去って行ったが、もしかしたら、後日竜宮城に招待されるかも知れない
仮にそんなことが起きても、決して玉手箱は開けないようにしたいものである。

国会はもの凄い後味を悪さを残しながら閉会した。
野党が強行に臨時国会を開くように求めても頑なに応じようとしない。
内閣支持率が急落していてもその姿勢は変わらず、余程都合が悪いことがあるのだろうと国民に思われても仕方ないだろう。

都議選がスタートしたが、その結果が果たして国政に影響は与えるのだろうか。
何故ならが反自民の受け皿がないからだ。
自公およびその補完勢力の候補者が目白押しで、入れる政党がない・・・そんなことで棄権したり、白票を投じるようなことになるかも知れない。
有権者の漂流は続きそうだ。

晴天の真夏日ともなると、家にいるのは勿体ない感じがして暑さには強い私は探索に出掛けることが多い。

ニホンリスⅠ
ニホンリスⅡ
ニホンリスがクルミを懸命に囓っている光景に出会う。
何とも愛くるしい姿に、癒やされてしまう~

ホオジロ
ホオジロと思われる鳥も見かけた。

ルリカミキリ
最近垣根によく用いられるセイヨウベニカナメモチには美しいルリカミキリが活動していた。
このカミキリは以前は人家の庭のナシの木を枯らせてしまう愛すべき害虫であったが、次第に姿を消してなかなか見られない種となっていた。

それがセイヨウベニカナメモチの普及と共に、個体数を増加させているのは面白い現象だと思う。
今回訪れた場所はそのセイヨウベニカナメモチがすっかり剪定されてしまい、これは出会うのは難しいと思ったが、僅かに残った部分で逞しく生き残っているのは素晴らしい。


さて、前文科省事務次官の前川氏の勇気ある告発、そして顔出しで性的暴行を会見を開いて訴えた詩織さん、その二人があってはならないことだがネットで相当叩かれていると聞く。
覚悟を決めて声を上げた人の訴えをその真偽の程を含めて真摯に耳を傾けるのが本来あるべき姿の筈だ。
もし権力に逆らったと個人攻撃をしたり、無視を決め込むなら、もうこの国にはデモクラシーが完全に崩壊したと言わざるを得ない。

法は万人に平等であるのがその精神であり、特定の人には適応されず処罰の対象とならないのだったらはもう法治国家とは到底言えない。
日本は先進国の看板を外さなくてならないだろう。
権力に負けずに勇気を持って、真実を語る人が増えて行くことを願って止まない。

久しぶりに23区内の砂浜を歩いてみる。

葛西臨海公園の砂浜

人工的に作られた砂浜であっても、貝殻を踏みしめる感覚は心地いい。

キアシサギ
干潟ではシギの仲間が休息し~

ホシベニカミキリ5-20
タブの葉上には美しいホシベニカミキリ

バードウォッチングのエリアでは大人に混じり作業をしている少年がいて、手にはなんと
アオダイショウと少年
1mは優に超すアオダイショウを持っていて、さすがに驚いてしまった。

「全然平気です!」と得意そうにアオダイショウをかざしてポーズを取る姿は頼もしく、最近の子は軟弱だという偏見を取り払わなければならないかも知れない。

都民の憩いの場であり、貴重な自然を体験できるこの公園を五輪なんかのために用地を削られなくて、本当に良かったと思う。


共謀罪に反対する市民の抗議行動が急速に拡大している。
それは当然のことで、「テロを防止する」のではなく国民の監視が最大の目的であることが一目瞭然であるからだ。

「戦争を絶対にさせない」「自由にものが言えること」この二つは何としても守らなければならない。
それを今回も数の力で強引に押し切ろうということが、またもなされようとしている。
もうここまで来ると、国民の人間としても尊厳が著しく貶められようとしていると言わざるを得ない。
心の中にまで、監視や罰則を設けることは許されないことである。
また、あの時代に戻してはならない。

もう、うんざりするが、またまた閣僚の暴言、撤回、陳謝・・・
この政権は過去において、最低の人たちの集まりとの声が高いが、まさにそのおおりのことが立て続けに起こっている。

謝って済むものなら警察は要らないという世間では言われるが、人並み外れた報酬と権限を与えられている人たちがこれでは国民は浮かばれない。
民間会社であれば、能力不足であったり不祥事があれば間髪入れずに解雇の憂き目に遭う。
国政に携わる者が、心にもない謝罪をして平気で居座ってしまうのは問題ないだろうか。

昨日、外食に出かけた際に隣の席に座っていた会社員風の人たちが、半島の危機を熱っぽく語っていた。
その中で、こんな状況なのに気に留めない人が多いよなあ~と語っていたのが頭に残った。
そう、まるで他人事の人が多いのは確かだ。
遠い国の出来事で関係ないなんて、まさか思っていないだろうが、米大統領以上に北の脅威を煽る日本政府を韓国の人たちも警戒感をもって見つめている。

有事になれば、想像を絶する犠牲者が出る、もちろん米国絶対追従の日本は報復のターゲットになる。
自衛官は戦火で倒れ、一般市民も空爆で多数命を落とす危険が大だ。
命懸けで外交の臨み、自国民の生命を守りで世界平和に尽くす政治家が果たして日本にいるだろうか。
暴言し謝罪する人たちを見ていると、情けない気持ちになるばかりだ。

オオバン

前のページ
次のページ